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【短編】シャドー警察

作者: 遠堂 沙弥

初めてのショートショートです。

よろしくお願いします。

 私の住む町にはシャドー警察が現れると聞く。

 影から突如として現れて犯罪者を取り締まる警察、と噂されているが。

 私はまだお目にかかったことはない。


 ある日学校帰りのコンビニでお菓子を買った後、コンビニの駐輪場に停めてあった自転車に乗って歩道を走り出したその時だった。


 どこからか現れた知らないおじさんが、突然私に向かって叫んだのである。


「車道を走れ! 自転車は車道を走れ!」


 あまりの衝撃に私は固まってしまった。

 思わず自転車から降りて歩道を歩く私に向かって、そのおじさんはなおもこう叫び続けた。


「自転車は車道だろうが!」


 今の私は歩行者のはずなのだが、反論すると何をされるのかわからない。

 私は再び自転車に乗って車道に出ると、後から歩道を走る別の自転車に向かって同じような台詞を叫び続けていた。


 車道警察。


 私は改めて道交法を守ろうと誓ったが、自転車を押して歩道を歩いた私は絶対に悪くないと今でも思っている。

色々あると思いますが、蛇足と思ってあえて省略しました。

お読みいただきありがとうございます。


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