表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なつきの雑記  作者: なつき
4/20

4

ちょっとこの回は私の黒歴史が前半に書かれています。

読んでいてご不快になってしまったらすみません。

それでもOKだという方は読んでいただけると幸いです。

  最近の事でちょっと書こうかと思います。


  私、髪を切りに行ったんですよ。美容院で切ってもらいましたが。そういや、昔は女性が髪を切ると言ったら失恋したからだと周囲は受け取っていた時代がありました。何年前になるかな?

  私は割とショートにしていますが。それでもベリーショートに近い長さにしたら同級生から「あんた、切り過ぎ」と言われました。まあ、遊びのつもりで両サイドの髪をばっさり切るという暴挙に出たからですね……。んで、夕方くらいに帰ってきた両親に当然ながら見つかった。


「……なつき。あんた、何やっとん?!」


「お前。アホか!!」


  こういう風に怒られました。仕方なく翌日辺りに近所の美容院に連れて行ってもらい、髪を切り揃えて。そしたらかなりの短さになりました。アホだろと自分でも思います。

  そして学校に行ったら男子には冷たくされ、女子には「僕。何しに来たん?」とからかわれていい事なかった……。それでも懲りない私はベリーショートにしたら「あ。手入れがめっちゃ楽」という事に気がついた。で、今に至るという感じです(笑)。(小学校時代のお話です)

 

  はい、自分の黒歴史を語ってどうする。さて、髪に関して言うと。昔は石鹸を使って髪を洗っていたというのは意外と知られていないんじゃないでしょうか。んでトリートメントは椿油だったらしいです。昭和の時代まではそうだったんじゃないかと思います。


  平安時代ではシャンプーが小豆のとぎ汁、リンスがお米のとぎ汁だったらしいですね。実際は小豆をから煎りして粉状にしたものを目の粗い布に包み、お湯にそれを浸して使っていたとも言います。後、意外なのは当時のお風呂はサウナ式だったという事。高貴な方になると湯帷子(ゆかたびら)という薄い着物を着て入っていたらしいですね。て事は「風の音は君の調べ」の主人公達もこんな感じでお風呂に入っていたんだろうなと想像してみたり……。話が脱線しましたね。


  後は。当時の女性は髪が非常に長かったというのは有名です。確か、平均で身長よりも30センチは長いくらいだったと聞いた事があります。てことは二メートル近くはある事になりますね。ただ、それ程の長さにはできない女性もいたようです。て事は当然ながらカツラや付け毛がありました。当時は(かもじ)と呼んでいましたが。これを着用した女性も少なからずいたのは確かなようです。


  今はすごく便利になおかつ女性も活動的になりました。私はかえって現代に生まれてよかったと思います。もし平安時代に生まれていたら早々と出家して髪を切ってしまいたいと思った事でしょう。それくらい、当時の女性は不便だったろうなとも思いますね。髪が非常に豊かな女性だと洗髪した後、乾かすのに丸1日はかかったとも言います。洗うのも1日仕事であったとかも聞きます。んで乾かす時に髪にお香を焚き染めるのも同時にやったらしいですね。うわあ、書くだけで大変そうだと思います。


  かの「源氏物語」でも女性が洗髪する場面が出てきます。

  宇治十帖の中君(宇治の大君の妹で匂宮の妻である女性です)がある日、洗髪していて。匂宮は妻が洗髪中なら相手はしてもらえないと考えて自室に戻ろうとします。その途中で見慣れない女童(めのわらわ)を見つけた。その女童を追うとそこには中君の異母妹の浮舟がいて……。


  という感じになります。この後、匂宮vs浮舟の乳母さんとのちょっとしたやり取りに続くのですが。まあ、ここでは割愛します。


  いかがだったでしょうか。語るのはここまでにします。お読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ