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転生王女の魔法持論  作者: Sofia
魔法のための魔法理論
3/3

転生王女、説明します。

仕方ない。とりあえず最近朧気になってきたゲーム内容を振り返ることにしよう。


このゲームの名前は『妖精の十字架』。


『妖精の十字架』の舞台…正式名『ユアルガーデン』の第一王女である主人公が登場人物達と絆を深め、あらゆる困難に立ち向かっていく物語。


一見聞くとRPGのようなのだが男性のメインキャラには道のりは遠いがきちんと恋愛ルートがある。なのでおそらく乙女ゲーム……なのだろう。えぇ、おそらく。大事なことなので二回いいました。


私は現在、そのゲームの主人公の立ち位置にいるらしく、王女様、王女様、と呼びかけられる声には未だに慣れないものがある。


主人公には名前こそつけれるけれどその公式名は

『ソフィア シェラートン』といい、ゲーム内でも可愛いなぁ…と思っていたのだが。私は現在第一王女、つまり…私の今の名前がそれだった。いざ自分がその名前になると…複雑な気分になる。


主人公は魔力こそ膨大に持っているが魔法を暴走させたことがない。(=使ったことがない。つまり使える魔法がない)なので魔力を持っていないものとされている。


その理由は主人公の母親の形見である、青い水晶の入った小さなペンダントにあるらしく、終盤あたりのストーリーで魔物にそれを壊されたとき、膨大な魔力が急激にもたらした精神的苦痛に主人公自身が壊れかけてしまったほどだ。


…そして私が片時もペンダントをはずせていないのは……この話を聞いた皆様に察していただく他無いでしょう(汗)。


あれ?そういえば…主人公は絆を一定源まで深めた登場人物から魔法を取得できたはずだ。確か…成人の儀式が終わった後から。成人の儀式は日本と同じで20歳だ。そして私は現在15歳…つまり今から……五年後ということになる。


「いや……無理だ!絶…対に無理!遠すぎる。五年後はいくら何でもキツすぎる。する事なさすぎて私が暇死にしちゃうわ…いやホントに。五年の期間があったらなにができるのよ!大抵のことはできちゃいそうじゃないの…」






はい、私終了のお知らせ~……



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