事務所からの誘い
〜梵天メモ 〜
アイドルにはなるためには事務所が必要
その事務所に入るにはオーディションかスカウ
ト又は個人事務所の設立
『どれも無理そうだね梵・・・ ごめんね任せっきりで』
『ルーン構わないよお前の為なら俺は何でもする。そういう約束だからな』
『 私達は梵天に任せっきりです。ですが彼の案は素晴らしい』
ーーーーーー街中を歩いているとーーーーーー
はぁ今日もアイドルになれないなぁ
誰かスカウトしてくれないか・・・
「すみませ〜ん あの私龍の灯火と言う新事務所の設立に向けてアイドルを探しています。私は黒狐院 樹という物ですが良ければアイドルになりませんか?」
それは僕達にとって都合がいい。アイドルになりたかったから
『え? 僕みたいな人がアイドルになれるんですか!』
「あなたならルックスも問題ないし声もいい。人気になれると思います。しかし無名事務所ですから、仕事は少ないかと」
『構いません!が兄弟達と一緒にアイドルになりたいです。 あって頂けますか? あと、あなたが社長さんですか?』
「分かりました 私は新たな事務所を立ち上げるので社長と言うことになりますが仕事は、貴方達に任せます。」
〜自宅〜
『兄様方僕達アイドルになれます!』
『え?』
「私が新事務所を作るのです!アイドルになれる方を探しておりました!あなた方ならきっと人気アイドルになれます! 最初の方はギャラが少ないですが人気になるにつれて自然にupするでしょう」
『んー 本当ですか? あなたは私達をバカにしていませんか?』
『そうだ俺達をバカにしてるように聞こえる』
『兄様方落ち着いてください! この方はバカになどしておりません!それは僕が1番分かりますから!』
「確かに嘘はついていないよ。ルーンの言っていることは本当だ。俺は嘘を見抜くからね」
兄様たちはいつもああです。本当に困って仕方が無い。どうすれば国にいた頃のような優しい兄様方に戻るのでしょうか。
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