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200文字小説集

七夕の再会(200文字小説)

作者: 日下部良介

 一年前の七夕の日、彼女は引っ越した。

「一年後に会えたらいいね」


 当時、中三だった僕は高校へ進学した。

 そして、今日は7月7日。

 ちゃんと約束したわけではないけど会えるような気がしてた。


「えっ?まさか…」

 人違いかも知れないけれど、僕は急いで追いかけた。

「あら、久しぶり」

 なんと、彼女は僕と同じ高校に入学していた。

 なのに今まで会えなかったなんて…。

 そんなことなどお構いなしに彼女は微笑んだ。

「ちゃんと会えたね」





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― 新着の感想 ―
[一言] 七夕ゼリー!!七夕ゼリーの味がした!! んー!口の中に広がるツルッとした感触にほんのり爽やかで甘い感じのゼリー! 幸せ
2015/07/08 17:31 退会済み
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[一言] 素敵なお話でした。 1年後に偶然会えるってもうこれって運命ですよね。 でも、彼と同じ学校に通っているっていることは、乙姫がめっちゃ頑張ったってことかな? 今の時代、女性も行動的にならないと、…
[一言] 七夕なんですよねぇ。 昔、いろいろ調べたなぁ……。 それはともかく、さすが日下部さん。甘酸っぱい青春の一コマを凝縮した作品ですね。 恋愛の話を、時に爽やかに、時に激しく、時に情緒的に……だ…
2015/07/03 22:47 退会済み
管理
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