第2話
読者の皆様こんにちは!
ラズと主人公の織り成すドタバタコメディー!第2話目!
今回の話ではドタバタの輪がさらに広がります!
最後までお楽しみ下さい!
なお、意見・感想等もお待ちしています!
大噴火した日の夜、僕はベッドで寝ていると、寝ぼけたのか、ラズが潜り込んできた…。
…!服を…着ていない…?
ラズは全裸に近かった…。
…小さな膨らみが当たってるんだよ…。
僕は心拍数が上がっているのを感じながら深い眠りに入っていった…。
翌日、僕は金切り声で目が覚めた…。
目の前には顔を真っ赤にして僕を睨みつけているラズがいた…。
「何であんたがあたしの部屋にいるのよ!」
…えっと…何て言おうか。
「…ここ僕の部屋だけど?」
ラズが周りを見回す…。
…この光景2回目だよな…。
そう思っていると、ラズは僕の方を向き、
「この家はあたしのもの!だから、この部屋もあたしの部屋!!!」
…凄いこと言い出した…。
僕は今もなお服を着ていないラズに忠告しようと思った瞬間、再び金切り声があった…。
…今日は2回かよ…。
ラズは僕を蹴っ飛ばして部屋を出ていった。
「何で言ってくれなかったのよ!!!」
ラズの大噴火を朝から聞いていた…。
…何で朝から…。
「まさか、ラズが僕のベッドに入って来るとは思ってなかったんだよ…」
「うるさいっ!」
ラズが色々な物を投げてくる…。しかし、ラズにはコントロールがなく、当たったのは小物1つだけだった。
「とりあえず今日も学校だけど、ラズはどうするんだ?」
「隼人、あんたあたしをナメてるでしょ…!」
「…どういうこと?」
「あたしも今日から隼人と一緒にいれるってこと!」
そう言うと、ラズは走って2階に上がっていった。
僕がコーヒーを啜っていると、ラズが笑顔で戻ってきた。
「どう?似合ってるでしょ?」
と、ラズはそのない胸を張っていた…。
着ていたのは、白のカッターシャツに赤のリボン。そして、赤と黒のチェック柄のスカートという姿だった。
「…何でうちの制服持ってるんだよ…」
そう…。ラズが着ていたのは、隼人達が通っている中学校の制服だった…。
「だから、あたしをナメるなって言ったでしょ?」
ラズは見下した様な笑みを僕に向けていた…。
「入学手続きはどうやったんだよ!?」
「校長に頼んだらオッケーって言って、制服ってやつをくれた!」
…どんだけ適当なんだよ…。
「はぁ…」
思わず僕はため息をついてしまった…。これが少女の大噴火に繋がった…。
「何よ!今のため息は!!!あたしと一緒にいたくないって言うの!?」
…通算で3回目の大噴火を聞いた…。
…
僕達4人はY字で待ち合わせて学校へと向かった。
「おはよ!隼人!ラズちゃん!」
「ラズちゃんおっはよ~!ついでに隼人も。」
菜穂と友哉は挨拶すると、
「おはよ~。菜穂ちゃん!」
ラズは菜穂にしか挨拶しなかった。
…僕もそうしよっか…。
「おはよう…。菜穂」
「…あれ?俺には?」
当然友哉が食いついてきた…。
「冗談だよ!おはよ!友哉君」
ラズが冗談混じりに言った。
「僕は冗談じゃないけどな…(笑)」
「なっ…!」
そんな他愛のない話をしていると学校へと着いた。
「隼人![しょくいんしつ]ってどこ?」
「2階に上がって右にあるけど?」
「口じゃ分かんない!案内して!!!」
ラズはそう言うと、僕の手を引っ張って行く…。
「じゃあまた教室で!」
友哉達と別れると、僕は職員室へと連れていった。
職員室の中に入るとゴリラが、
「君が海灘の双子の妹か!」
と言った…。
…双子の妹?
「はい!よろしくお願いします!」
ラズはとびっきりの笑顔で挨拶していた。僕には見せた事のないような…。
「海灘!…あ。隼人の方だ。送り迎え助かったぞ!後は教室で待っておけ!」
「…はい…。失礼します。」
そう言って僕は教室へ向かった。
「今日からこのクラスで一緒に勉強する[海灘ラズ]君だ!よろしく頼むぞ!…本人からも自己紹介してもらおう…」
「えっと…」
流石のラズも大人数相手に少し戸惑っている様だった…。顔を赤くして俯いている。
「海灘…ラズです…。…よろしくお願いします」
言い終わった瞬間にクラスに歓声の渦が起こった。
「席は隼人の後ろが空いているからそこにするぞ!」
僕の席は一番左の後ろから2番目で僕の右の席が友哉でその後ろに菜穂が座っている。
「やった~!皆と一緒だ!」
ラズは後ろで元気にはしゃいでいる。
「良かったね!ラズちゃん!」
「俺もラズちゃんの近くにいれて嬉しいよ!」
「…友哉は違う意味で危ないよ…」
「何もやんねぇって!!!」
「コラ!そこうるさいぞ!!」
「うわっ!ゴリラが切れた!!!」
…やっちゃったな…友哉…。
「…誰だ?今言った奴は…」
「友哉君です!」
「あっ…。隼人チクんなよ!」
「…磐石。廊下に立っとけ!」
「え~っ!?」
クラスに笑いが起こった…。
「ラズちゃんって海灘君の妹なんだよね?」
「その髪の色って天然?」
など色々な事を聞かれて、ラズは困り果てていた…。
見かねた僕はラズを連れ出して屋上へと行った…。
「お礼なんて言わないんだから!」
「はいはい…」
「何よ!その態度!!!」
「…ところで、どうなんだ?あのクラスに馴染めそうか?」
「まぁまぁね…。友哉と菜穂がいるからいいけどね!」
「あいつらの事気に入ったんだな…。」
「友哉はちょっと怖いけど楽しいし、菜穂は優しいから…」
…馴染めそうだな…。
「なによりも隼人がいるから…」
僕はこの時、本当に聞こえなかった。そして聞き返したのが間違いだった…。
「…何て?」
ラズは肩を震わせて僕を睨んでいた。
「…隼人の…」
…ん?
「バカ~~~~!!!」
ドカッ!!!
そう言ってラズは階段を降りて行った…。
僕はその様子を意識朦朧としながら見ていた…。
お楽しみ頂けましたでしょうか?この話は暫く続く予定ですので、ぜひ更新をお待ち下さい!
それではまた次話でお会いしましょう!!!