伝説の魔物~お家を照らす
テトの初めての街作り ─ ロードマップ編
:達成度
建設予定地の整地:40%
人材を確保する(人間で無くとも良い):0%
作物を育てる:0%
家畜を飼う:0%
料理が出来るやつを見つけるor作れるようになる:0%
旧友に声を掛けに行く:0%
人間と仲良くする:2%
いい街を作る:2%
内装を作る:10%
「我ながら完璧でないか、この本棚は。」
元々大量に積まれているだけの本だったが、しっかりと管理することによってここまで映えるものなのかと自分の作った本棚に見惚れていた。
「書物とは知恵の証明でもある。我の聡明さを表すに相応しいという物だ。それにしても、今度は逆に本棚だけだと寂しいものだな、何より薄暗い。」
ただの洞穴に窓など存在しないため陽の光がほとんど差し込まない。入口から差し込む陽の光はあるがそれも一時的に過ぎない上に家の中全体をてらせる訳でもない、雲が太陽を塞いでしまえばそれこそ一日中暗闇で暮らすことになってしまう。それでは健康な生活に支障をきたす。ということはつまり?
「決めたぞ!今日は明かりを作る!」
ミッション──お家を照らせ!
────────
「フン、我にかかれば造作もない事.....と思っていのだが。これはなかなかに難しいではないか。」
まず初めにテトが考えたのは火魔法を使用し辺りを照らすということだ。これは人間の本を読んだ時に学んだ松明の作り方を真似してみたのだが、これもまた納得の出来ない代物だった。
「ぬぅ、松明やらを作ってみたは良いもののこれは害があると見受けられる。」
この松明からは何やら体に良くない成分が見えた。勘ではなく単純に毒の成分を感じ取ったのだ。松明から感じられたのは一酸化炭素、これは無色無臭無味で気づくことが難しい気体なのだが、そんなものに気が付かないほど間抜けじゃない。勿論ドラゴンにとってあまり気にしなくてもいいのだが、いずれ人を連れてきてここに人と魔物の街にしようとしているため、そういった害は少しでも排除しなければならないと感じていた。それに、
「火をあかりに使ってしまうとまず煙が腹立つ。家の中が煙まみれになったらどうするのだ。」
それにテトのお家は洞穴、しかも換気設備は皆無。煙が立ちこめる+毒素を取り続けなければならない=身体に悪い。テトは頭の中でこの方程式を立ち上げた。これでは健康のけの字もないためこの案はすぐに無かったことにした。次の案に精霊を利用するという案がでた。
そもそも精霊とは魔法とは概念から異なる物だ。人間からは自然の小神と呼ばれている。精霊は魔法のように魔力を使用することなく炎をおこしたり風を操れたり、使い手によっては天候まで操作することが出来る。詠唱も完全不要でオート発動できるため魔法は精霊の完全劣化だとすら言われている。だがこれにも弱点があった。
「精霊は利用されることを嫌う。懐いた者に従うことはするが、心の汚れた部分を見つけ次第すぐに離れていってしまう。精霊による犯罪は人類が誕生してから1度たりとも起こっていない。我の心に汚れた部分などないが、精霊も家の明かりとして酷使され続けるのは嫌であろう。」
そのことを踏まえ精霊魔法は却下。
「次手を考えるとするか、」
テトの初めての街作り ─ ロードマップ編
:達成度
建設予定地の整地:40%
人材を確保する(人間で無くとも良い):0%
作物を育てる:0%
家畜を飼う:0%
料理が出来るやつを見つけるor作れるようになる:0%
旧友に声を掛けに行く:0%
人間と仲良くする:2%
いい街を作る:2.1%
内装を作る:11%
NEW 電気を作る:1%




