雑文エッセイ「駄目だ・・、新作の連載作品の出だしが全然面白くない・・」
うんっ、なんかドキュメンタリーみたいな書き方になっちゃっているんだよね。これじゃ男の子たちは絶対読んでくれないよ。
これはあれだ。プロットとして起承転結の流れはあるんだけど、神視点の三人称で書いているからキャラクターたちの内面が表現されていないんだろうね。
だから会話文も固くなっちゃうのよ。仲間同士なのに敬語や丁寧語で会話させちゃうの。まぁ、目上の権力者相手にタメ口で話す小僧よりはマシな気がするけど、今の子供たちには違和感があるだろう。
それとは別に作中で読み手がわくわくするイベントを思いつけない。やっぱり若者向けの物語って何かしらかのアクションや事件がないと飽きられちゃうと思うんだけど、どんなのがウケるのかがさっぱりだ。
と言うか、ここに来る子たちの日常ってほぼほぼSNSが中心なんでしょ?つまりリアルな刺激には免疫がないはずだから変に大事件とかを書き出しても読み飛ばされちゃう気がするんだよね。
つまりここでは『ほのぼの系』を延々と垂れ流すのがブクマを獲得する手なんだと思うのよ。思うんだけど、それは書いている方としてはイマイチつまらないんだよね。
いや、嘘です。本当は書けないから言い訳として『ほのぼの系』を下に見ました。すみません。
まぁ、新作は『執筆応援フェア』と『ネトコン13』用に書いているから別にPVは気にしないんだけど、生まれた途端、橋の下で誰にも気づかれず泣いている作品は不憫なんだよね。
むーっ、昔は誰かしらかが見つけてくれたんだけどなぁ。まぁ、今はみんな自分が生きるのに精一杯なのかもね。←いや、それは昔だって同じだったんだけど?今の時代が特別酷いって訳ではないぞ?
で、ここからがらりと話が変わるんだけど、令和7年上期の芥川・直木賞が該当なしだったのにはがっかりした。
しかも直木賞の候補には早川書房から発行された作品があったのに。←SFではありません。まっ、今は早川も色々なジャンルを出すようになったのよ。
でもまぁ、今回の珍事はまず候補作を選ぶ時点から予想されていたんじゃないかな。そして選考員は芥川・直木賞の歴史の重圧から選べなかったんだろうね。
ははは、ダサイぜっ!権威の体面を繕う為に作品を選出しないなんて愚の骨頂だっ!ネトコンを見習えっ!ネトコンは仮に書籍化しても爆死するかも知れない作品でも取りあえず選出するぞっ!←賞金額の大きいグランプリは出さないけどねっ!
もっとも芥川・直木賞を受賞しても昨今は然して売り上げが伸びないみたいだから販売促進という意味では芥川・直木賞も斜陽なのかも知れない。
まぁ、それだけ今はネットというバケモノが猛威を振るっているんだろう。はははっ、儲かっているのは通信会社だけなのか?
因みに『乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO』で直木賞の候補になった青柳碧人ってハヤカワ文庫でも書籍を出しています。
うんっ、今回はハヤカワに縁がある人が多いな。あれ?だから該当なしだったのか?いや、まさかね。
しかしあれだ。商業作家ですら全滅する場合があるんだから私の書く小説の出だしが駄目だめでも別におかしくないか。
そもそもここに来る子供たちに忖度していたらみんな金太郎飴な作品ばかりになっちゃうしねっ!←やんわりとしたランキング批判です。またの名を負け犬の無駄吠えとも言う。
-お後がよろしいようで。-