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タイトル未定2024/09/13 10:18

「 アイリス、能力の調べかた教えてくんねー 」



別に時間かけておりてきても5分くらいなら待てると思うんだが、さすがになにもやることないのにこんな空間に放置しないでほしいと思う。

「 お ーーー い !!! 」


「 スッッッ 」


それじゃ、お待ちかねの能力の選択の説明をしますか。


「 お待たせしました。」


「 能力ってどうやって選ぶんだ? 」


微妙にさっきのことを水に流されている気がしますが、いったんは置いときましょう。

「 はい・・・どうぞ。 」


何かしらの青く淡い光が、くるくるときりもみ回転しながら、俺の肉体のなかに吸い込まれていく。

「 結構ファンタジーチックなのな。」


あーゆーものがみられるとは思わなかったと言いたい。


「 もう大丈夫です、指で押してみてくださいね 」


ほんとだ。ウインドウがちゃんとでてくる。




―――――――



「 また、呼んでくださいね 」



結局謝ってもらいはしませんでしたけど、

イケメンですし、なんとなくいい人そうなのでおまけで許しときましょう_。


またしても、この部屋を離れるために天界へと移動する。


「 スッッッ 」





さて、一通り能力の説明はかるくしてもらったわけだが、どんな能力にすればいいんだろうか。


まず、呼び名からいけば。

回数に制限のある超能力っぽいものを 能力。


自分のある能力の成長に常にバフのような

ものがかかる。才能のようなものであれば 才能。

とりあえずは、その2種類にわけているらしい。



『 鷹の目 』・・・発動すれば、空高く

ピッチ上空からフィールドを俯瞰的にみる

ことができる。



『 強蹴弾強シュート』・・・発動すれば20メートル先からでも

強力なロングシュートが打てる。



これは2つとも能力の話になるわけだけど、むこうが解き明かさなかっただけで、おそらくはこの2つの能力には適性差があって、



自分にあった能力のほうが成長の伸びもいいし、発動時のコストも低く、脳が疲れないなんて裏設定があるんじゃないかと思う_。



『 時間停止 』・・・1秒間、時間を止めることができる。



この能力とかは、特に危険だろう。サッカーにおいて3秒先に動けるのならおそらく試合が決まってしまうという名言があるが、おそらくそこまで成長する可能性があるし、


そうでなくても、能力発動で1秒間以上の停止が何回か使えるだけでも十分すぎる武器になりえるような気がする。


なんとなく、そこはかとなく読み進めていくなかで、とてもいいであろう才能をみつける。



『 脚力上昇 』・・・脚力の成長にバフがかかる。



才能は、成長のバフがどのくらいのもんかによって評価が変わってくると思うわけだが、キック力もあがって、スピードも増してたうえにその流れでジャンプ力も強化されたうえでサッカーができるのならどれだけ運動能力を進化させてくれるんだろうか。



実際、俺の遺伝子情報が書き換わるわけじゃないから俺にそこまで適した才能じゃないかもしれないが、

元フィジカルアスリートとかが使うなら

結構飛ぶとこまで跳ぶんじゃないかと思えるし、ライバルとして手強いんだろうと思う。



味方にするのなら、FWやウイングの人が実際使ってほしい才能ではあるものの、

ボックス トゥ ボックス気味に動く中盤の選手として使ってみたとしても、強力なミドルシュートが打てて競合いにも強く、ヘディングシュートが上手いうえに、足が速くて守りも上手い

とまさにスティー○ン・ジェラード選手を超える選手なれる。

と、あきらかに隣に並べたらバロンドール持っていかれそうなわけで、


能力のほうが目立つと思っていたが、いささかあの才能はチートだと思うが次にいこう。



とりあえず結局は、どれだけ自分に適性のあるもの選んで使いこなせるかだと思うが、

まずは色んな能力を見てみて、どうにか俺でもバロンドールに挑戦できる能力がないだろうか_。


周りのレベルがどれだけすごくて、

自分にあった能力なんて本当のところはわからないが、


とりあえずいったん願いを込めてバラみをしてみる 。



―――――――




『 貫通パス 』・・・障害物をすり抜けるパスがだせる。



『 得点消去 』・・・相手の得点が決まった瞬間にその得点をなかったことにする。



『 天才演撃 』・・・自分のイメージ通りに行動ができる。



なんとなく、『 貫通パス 』や『 得点消去 』などは俺っぽさが感じられるような能力の気がするんだが、

いささか能力の現象レベルが強すぎるような気がしなくもない_。


なんせ、炎天下に走り込みしてるだけでも脳へ酸素が行き渡らなくなって機能不全を引き起こしたりするわけだから、


『 得点消去 』のような能力の場合、

ワンチャン使用後に途中でダウンしたりなんてことがあるんじゃないだろうか…。


そう考えるのであれば、高火力の能力者は戦争で使用されるミサイルのような使い捨ての存在として使われる可能性があるわけで、


スパサブや、戦術上のキーマンとしての役割を担うことができるようになるといえば聞こえはいいわけだが、


『 得点消去 』に関していえば、

能力が認識されることはおそらく

能力者や神様、

女神あたりが条件であるはずだから、



「クソっ………、、疲れて果てでも……!!」



みたいな感じで主人公に役割を任せる

タイプの相棒役や友達役とかってバトル漫画じゃお決まりのように登場するし、

カッコいいシーンだったりするわけだが、


おそらく似たような存在なんだと思うけど、コイツらのあだ名はやられ役であり、

ましてや、周りに活躍が認識されていないともなれば、おそらくはバロンドールが狙えない、サブ役の役割なんだと思う_。


いちおう、バトル漫画みたいな能力であれば直接声にはだせないまでも、心のなかで叫びながら能力を発動……!!みたいなイメージ界○拳みたいな能力もありはしたわけだが、

こちらの能力はおそらく熱血プレイヤーが装備するようなもんだと思う。


『 勝利の魂 』・・・ここで勝ちたいと願って発動したとき、想いの強さに応じて身体能力があがる。



この能力、聞こえはカッコいいけど、サッカーにおいてどれだけのスピードがあるから1VS1の勝負で相手を引き千切れるのか、など

ディフェンスはパスで逃げられる

可能性もあるし、そんなに連発できるのかもわからないが

おそらくは活躍させるタイミングに困るハズレタイプの能力なんだと思う。



―――――――



ふう〜。ふつうに考えてこれ、どこのポジションやるかから決め直さないといけないな _。



ゲームをやり慣れてたこともあって

意外とポジション変更して練習したり

試合でたりしてたけど、

やっぱ一番どこやってて楽しいかだよな。



少なくとも、トップ下かボランチで考えることになるわけだが、

そこはかとなくこんな空間でものどが渇くな。



「 ゴクゴクゴクッ 」



ぷはーー。。

空なんて当然この空間なんかには

存在しないわけだが、、


はるか上空のほうをみつめて白い空間が

どこまで続いてるのかを気にすると、


ふと、このウーロン茶がネカフェのものと同じなことを意識する。



むこうでも漫画読めんのかなーー。


かるく肩の力を抜いてダランと

あおむけに寝そべってみる。



―――――――


「 ほんとに、しっかりしてほしいですね。」


わざわざ天界から 見守っているこっちの身にもなってもらいたい!


わざわざ人生1回かもしれない場所から叩きだすわけにもいかないですし、困りましたね〜〜。


さっきまではあきらかに感傷に浸ってるような気がしてたんですけど、、

やっぱ悩むんですかね。


一生に一度の買い物とはいえ、彼の頭脳なら、とかでなくとも。トップを狙う勇者としてのものの考え方というものを抑えてこられれば、

選択肢はわりと限られてくると思うんですが。




あなたのお気に入りだったウーロン茶もまだ4割くらいは残っているわけですし、

新しいのを渡すわけには行かないんですけど、


あなたが群れるのに飽きて、一時期ハマっていた漫画喫茶の味。


中学2年のあの頃、日本の同年代で唯一、ドイツの2部リーグのユースレベルなら遥かに圧倒できる実力をもって、地元でただ1人世界に挑戦できそうな化け物の男_。


当時のチームレベルを遥かに飛び抜けており、あの年代では1番サッカーが上手かったといっても過言ではなかったくらいには飛び抜けていた彼だが、


その後、チームのみんながプレーについていけなくなったりなどして、息があわなくなったため、

チームでやりたい俺の希望ポジションとみんながやってほしい頼みたいポジションの両方がボランチになり、

目標の16歳でのプロ化にむけて、今でも日本代表級に上手かったトップ下はもったいないまでも1度無視することに決定_。


この前に、クラブのほうへチームを変えていれば彼の進歩はもっと先があり、ポジションの兼ね合いのようにみせて親友の高瀬龍が選ばれた中2の事故も防げていたりする可能性があるものの、


彼女の美穂とは遠距離になり、高瀬龍との友情はおそらく続いただろうが、

親やチームメイトなどの間柄を考えればどっちみちほとんどの場合が無理ゲーなので、

間違いかもわからない間違いを犯した彼には、


今度こそその最高のポテンシャルを最大限に発揮してほしいんですが、、いい加減はやく動きませんかね。



――――――



は〜、


すこし上体を起こして問いかける。



「 アイリスにききたいんだが、

俺を選んだ神とかってだれなのかいえる? 」



これは雑談に過ぎないが、見張っているなら暇してるだろう_。

リアクションをみられないようにするためかもしれないが、この質問には反応するかもしれない。


ふつうに面倒臭いですね〜。


なんとなく雑談して仲良くしようとしてるのか、ふつうにあんましここでイチャイチャしたくないんですけど、


とりあえず、ここで手を打たないわけにはいかないので下におりますけど、見守りしてるだけだと思ってくださいね ー。


「 スッッッッッ 」



今日何度目かの降臨になんとなく恥ずかしくなったりするわけですが、目の前にいるこの男の質問に答えてあげましょう。


「 はっきりいいますけど、あんまり

文句いわないでくださいよ。」



かるく上体を起こした程度で威張っている彼に対し、わざとかるく見下ろすと、素直にちょっとはなれた場所まで歩き、そのスペースにかるく腰をおろす_。



どうやらむこうもすこしは気を仕えるようで、こちらにあわせて座りなおしてくれているためありがたくこちらも話させていただく 。




―――――――



どうやらアイリスや先ほどいたお爺さんの姿をしてあらわれた。

神さまのヘルメスは、どうやらむこうが俺に対してストーカーしやすいように

代理の役割をお願いされたらしい。



「 周りの神も同じようなことをしてるのか? 」



そんなことはないんですけど、

ここでわたしはこれみよがしにアップルティー

のペットボトルをとりだしそれを飲み干す。



彼はアップルティーも好きだったが、

わたしもりんごは好きなので、

りんごは神の果実だと思って

アップルティーは、

飲んだらパワーアップする。。


そんなイメージをもちながらアップルティー

を飲むときは毎回ドヤ顔をキメながら

覚醒した気分を味わいながらでも愛して

ほしいんですけど、、



それとなく見張っているから

早めに能力を探すのを指示する。



「 なるほどね、わかった! 」




――ーーーーー



なんとなく思いが通じたのか、

その後、自分とちがうウーロン茶じゃないのか

という指摘をもらって嬉しく

思ってしまうも、



ヴェスタがみてるかもしれないので、

あんまり浮気しないうちに、

能力をきめるよう、促しながら


約1時間ほどの自分との格闘を

やってもらうと、

質問が多すぎてなかなかめんどうでは

あったものの、

それすらわりと楽しかったように思える。




ふぅ〜。


俺にあう能力をきめれてよかったぜ。


意外とアイリスが質問にあまり答えなかった

までも、


この能力なら自分に適していると思うし、

満足感のある買い物をしたような気がする。









『 知的直観 』・・・あらゆる思考を捨てて

発動するとき、6割の確率で正解を導く。




PKやフリーキックのときに活躍するかもな。



相手がどういうキックを怖がっているのか

を理解しているのは大事だと思うし、


なんだかんだでまだ身長2メートルを

超えるキーパーが世界的に活躍したという

話を今世こんせい聞いていない。



むこうには絶対にいるんだろうな…。



さすがサッカーの世界だと思わされ

るような、

そんなワールドクラスを超えた存在たちが!



必ずそこまで上のぼり詰つめてやる!)




△△△△△△△△△△△△



見守ってあげているんだから、

むこうの世界でも頑張りなさいよね!


わたしの

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