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流通○済柏 vs 八○代高校 ・・3


――――――――



 相手のCBを引き連れながら、ボールをむかって左のほうにもち運びながら、左サイドの動きにあわせてパスをだす。


   

 (、、、とられてしまったっっ!!!)



 先輩たちがうまいとはいえないチームのなかで、レギュラー張って試合にでているが、

 ミスをしたらさすがに焦る。ボールをとられるのがサッカーであったとしても、周りの先輩たちが足を引っ張っていようとも、


 ―― 試合にださせてもらっている以上、必死で戦わなければならないわけだが…。



 美穂先輩のいっていた13番のRWG(右ウイング)に気をとられている左SBの先輩がケアできていない中盤の位置にボールが渡され、ピッチの中央のほうまでドリブルされると、――

 





―――――――



 ボールをフリーを受けとり、斜めのスペースにすこしドリブルをして、敵の左SBから距離をとると、マークに付かれている。中盤を1枚とばして、謙信のいる左ウイングにむけてすこし長めのパスを放つ!

 

(おし、きたっっ!!)



見事にパスが繋がり、謙信のほうもマークについていた敵RSBを背負いながら、すこし前までは上手いと評判のよかった。敵の10番である木元のマークを振りきり、フリーでボールを受けにきた安室へバックパス!!


 

 相手を振り切れたのは、手薄な中盤のスペースを消すように動いていたところから、

 カウンターのタイミングで、勢いよく飛びだして攻撃に転じてみせたからなわけだが――、




 ―― そこから、ワントラップ、ツータッチ目で利き足の1歩手前にうまくボールを押しだすようにボールを進めたあと、視界を右側にスライドさせて

うまくマークを外した渡にパスをだす。

 

 スラッとした鉄壁。そう思わせるようなDMFの和也のマークを見事に、はずしてきてくれたおかげで渡にボールが通ると…。




 ―― 遅れてディフェンスにきた和也に対し、ボールを切り替えすようにトラップし。

  向かいあって、徐々に距離を詰めてディフェンスしにくる。和也に対し_。ボールを動かし、右サイドぎりぎりの位置でふくらんで降りるように動き直した。


 

 若林に今度はボールが送られると、むこうがそのままドリブルで縦に駆け上がってクロスを選択。



 ぎりぎり、DFの足に、はじかれてコーナーキックになったものの_。

 







( まだまだ、ピンチが続くな…。)



 なんとなくサイン攻撃の1つなのか、クロスがあげられる余韻の間のなか、はじめて龍が外からまわりこむように動くと、渡も俺から逃げるように動くなか…。



 安室のやつが近づいてきたことで、変わらず中央からニア付近を守る判断を下す俺。龍がボールを受けにいくのにみんなが注目を集まるなか…。





それでも尚放たれたクロスの先には、微妙にマークを入れ替わられてしまった――。

渡がヘディングで押し込んだシュートがゴールの内側でDFする味方に当たって、

ルーズボールとして、ゴール手前にこぼれでるなか…。


相手選手が詰め寄るなか、キーパーがそれを決死の勢いでセービング。



 地味にクロスに反応した渡のヘディングした地点の近くに数多がいたのが若干気になるなか。

 周囲が勝手にスピードダウンしながら散らばるそのなかで、一瞬だけスピードアップして中央に入っていったりもするが、、




なんとなくそのまま、高身長の安室のやつがマークしてきてフリーにはなれず・・。


 結果として、俺が中央左でOMFならないくらいのポジションまで駆け上がり、数多がすこし落ちて逆三角形のようなポジションをとるなか――。



( 数多のやつらが、クーデターなんか起こしてチームを率いてなけりゃあ・・。)


あきらかに、この距離感でドリブルしてもそう運ぶことができないであろう。

フィジカルマッチョに育った安室をマークで引きつけ、ボールはポジションを落とした右サイドから再開_。



横につけている数多が、パスを交換しながら試合を再び組み立てて行くが、―――。






その後、俺のパスが起点となって1度はショートカウンターを成功させ、無事シュートまでボールを行き着かせたものの――。






「 集中・・・。」


 




ここで相手が、ボールを繋げてくるようであれば、必ず試合の主導権を取り戻せるものだと思いながら、静かに闘志を燃やすわけだが…。



試合は多少の膠着状態をみせ、スコアは2-0と無敵のダークホースを相手には、土を一切つけられず。ピッチを叩きだされるような結果で、前半終了のホイッスルの音を聞きとった俺は、



数々のハンドサインや激励をもらいながら、試合に対しての集中力が一切きれないまま、アドレナリンをひたすらだした状態で、

―― Jリーガーの引退試合かのような雰囲気でピッチを後にし、ベンチへと引き下がる―――。





ーーーーーー

 




「 ちくしょう、、ありえねえだろっ! !」






 もちろん心の内側での叫び声ではあるが、、

俺には、まだまだJリーグで結果をだせる実力があることを証明しなければならなかったのに。


これじゃ、まだまだアピールになったかわからないし、わざわざ本当に交代させる必要ねぇじゃねえか....。


 コインロッカーにたった独り残された俺は、この悔しさをプライドで涙にはかえず、

すこしだけ、風を浴びてから。美穂たちには、決して気を遣われたり、

 不意に悔しさが込み上げたりするところをみせないように、1人で荷物をまとめて。スタジアムの会場を後にする…。


( 行くところは、、・・・・・・・ )



 なんとなく昔、中学時代に通っていた。インターネットカフェにむかうことを行くことを決定し、次案はカラオケだと思いながら、新しい彼女の小坂のほうに連絡しよう。とポケットから持ち出した。



―― 携帯を操作して連絡を試みる。まわりより、恋愛面には恵まれたな。と涙ぐみながら、

" あの場所 ,, の予約のほうも済ませ、

目標をかえ、、、、 新たな旅路にでる・・・。


 この小説を、自分のことを過去に虐めてきた27年の人、日向坂関係性には読んでほしくありません。

 

 決して、ズルはしたくないし。生活保護を貰って生活しているような、パチンコ依存者達のような人生を歩めというのなら、、好きなペースで描かせてほしい…。


作品できめた。嘘は吐かないつもりだし、金で視聴者買ったりするような、偽の煽動者のような政治家の道具にはなりたくない…。



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