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怒怒怒かお  作者: 江口s牛丼
1/1

ア♡

テンプレ異世界でした。

チャーラーラッタララッタタタタッター♪

いらっしゃいませいらっしゃいませー

本日も誠にありがとうございます♪

15番台大当たり3回目37番台大当たり7回目スタートでございます!

ドル箱を一つ積み上げては母のためドル箱を一つ積み上げては父のため

お客様方、皆様奮って積み上げていってくだ..




粋のいい跳ねるような口上を背にした瞬間、対象的な気持ちがより一層重くなっていったようだった。


田舎から上京し、約5年。

気づくと大学にもろくに通わなくなり、日銭を稼ぎながら食いつなぐ毎日が日常となっていた。


浪人して学校に入った結果、田舎者というハンディキャップを背負った上に年下の同級生や同年代の先輩に馴染めず、孤立。


滑稽なプライドで背伸びして入学した学校のレベルに一人で追いつくには熱量が足りず。


燃え尽きたかのように仕送りを浪費しながら、日々を過ごし留年。


そんな状況を見かねた親からの仕送りの打ち切り。


まるで何かに操作されているかのように、全てが悪い方向へ悪い方向へと変わっていった。


「そういえば今日だったのか、」


失ってしまった生活費を捻出するための金策を考えてるときにふと金の宛になるんじゃないかと思い出す。


数ヶ月前、とある支援団体が在席していた学校を辞めた学生を探すためにそこそこの謝礼を出しているという噂が学内で広がったらしい。


それまで全く連絡をしてこなかった必修科目の同級生から俺と謝礼を折半して紹介させてほしいという誘いが2件も来たのであながち信憑性は高いのだろう。


紹介されるだけで謝礼が貰えるならやろうと考えていたのだが、聞いた内容があまりにお粗末すぎた。












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