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魔王ですか?違います。  作者: くれおめ
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3

今度もかなりな衝撃だったはずなのに夢から覚めることはなく、ついでに思わず目を開けた。

ちょっと視界に血が滲んでぼやっとしてるんだけど、見えないことはない。

たくさんの目はなくなっていて、誰かの顔の上半分と何か豪華な布が張られた石造りの壁が見えた。すぐに薄い灰色がかった青い瞳と目が合う。覗き込まれて髪が顔に当たってるのがくすぐったい。肌綺麗だな、ニキビありまくりだから恥ずいぜ …


「あ、起きた?あー生きてたか、仕方ないなー

って危ないじゃん!」

「避けては駄目ではないですか。仕事増やして謝罪もないんですか、これだから迷惑集団は。」


覗き込んでた人がいきなり退いた横から、すごい早さの青緑かつ透明なわらび餅?スライム?みたいなのが出てきて目の前を過る。

え? 何これ食べたらいいの?かぷ。


「!汚いことするんじゃありません!」ゴッ


スライム?にそのまま裏拳かまされて、俺は今度こそ深い眠りへ誘われた。変な夢だったなー

甘いものが好きです。

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