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物忘れ 前編

作者: 御星 沙馬

試しに投稿してみます。

おそらく何回も編集するだろう…

6月のある日のこと、新入社員である塚本(つかもと) 歩美(あゆみ)渡部(わたべ)部長に呼び出され怒鳴られていた。


渡部「塚本君、君はいつになったら仕事を覚えるんだい?もう入社してから2カ月は経ったろうに。やる気はあるのかね?やる気は?」


歩美「申し訳ございませんでした!以後このような事は…」


渡部「その謝罪も何度か聞いたよ…まぁ今回も目を瞑ろう。しかしだ、今後もあんまり酷いようじゃ、辞めてもらうからね。それが嫌ならきっちり仕事を覚えてくれ…いいか?」


歩美「…はい分かりました」


歩美は入社してからもう既に三度、今回を合わせて計四度呼び出しをくらっており、ここ最近で仕事にストレスを感じていた。


ストレスの解消を目的に、会社の同期であり学生からの友達の岡本(おかもと) 恵美(えみ)と一緒にショッピングに行った。


喫茶店にて。


歩美「あーもう。あの部長!偉そうに上からガミガミ、ガミガミと好き勝手言って。ありえなくない?」


恵美「渡部部長、結構すぐに怒るよね。私も嫌だなー」


歩美「だよねー。ほんと嫌いあの部長!」


恵美「でもさ、歩美も歩美だよ。怒られないようにちゃんと仕事すれば良いのに…」


歩美「あー…でもさぁ、私結構物忘れ酷いじゃない?

昔から暗記とか超ニガテだったんだよねー」


恵美「それにしてもよ、仕事なんだからシャキッとしないと」


歩美「そう、直さなきゃいけないよね。ちゃんと仕事してお金稼いで、いっぱい買い物したいもん」


二人「ねー!」


二人はその後も楽しく買い物を楽しみ、気がつくと日も沈み時の6時を回っていた。


恵美「じゃあまた明日ねー!」


歩美「うん!また明日ー」


さよならの挨拶を済まし、歩美はそのまま自分の寝る場所があるマンションまで歩く。


その帰り道、歩美はとあるお店を見つけた。


歩美「リラックス メモリア? なにこのお店、マッサージ屋?」


そこのお店はどうやらマッサージ屋らしく。店舗名は『リラックス メモリア』というらしい。


歩美が店を眺めていると中から背の高い、中年くらいの女性が店の中から出てきた。


女性「興味、お有りですか?」


歩美「あ、すみません!ちょっと見てただけです」


女性「そうでしたか。それにしてもお嬢さん、疲れた顔してらっしゃりませんか?もしよかったらマッサージ、受けていきます?新開店ですのでサービスしますよ?」。微笑みながら


歩美「じゃ、じゃあ少しだけ体験して言っても良いですか?」


女性「えぇ!構いませんよ!ささっ、どうぞ中に…」


歩美はそろりと店に入った。


中は少し薄暗く、全体的に黒の色が目立つ、なんとも不気味な内装であった。


女性「早速ですが、何のコースにします?」


歩美「え、えーと…」


歩美は女性からコースの名前とかかる時間、金額が書かれたメニュー表の様なものを渡され、それを眺めてた。

上から上半身コース…全身コース…と見ていくと歩美はふと気になったコース見つけた。


歩美「あの、この頭リラックスコースって何ですか?金額も書いてないし…」


女性「ああ!それですか!文字通りのコースですよ。体験されますか?お嬢さん、疲れたご様子ですから丁度いいかもしれませんよ」


歩美「え?じゃあこれでお願いします」


歩美は恐る恐るそのコースを選んだ。


すると女性は奥から何かしらの機材を持ってくる。


歩美「それはなんです?」


女性「これを頭につけてもらって目を瞑るだけでいいんですよ。でもこれには少し不備が御座いまして…」


歩美「不備があるんですか⁉︎」


女性「ですがご安心ください!もう点検もバッチリ済ませてあって、あとは最終確認だけなんです。そのためにはお客様の手伝いが必要で、安全を証明してもらえませんか?」


歩美「え…でも…」


すると女性は歩美に身を寄せ、小声で話し始める。


女性「ここだけの話、謝礼金が出るんですが…」


それを聞き歩美は少し同様する。


歩美「え?謝礼金ですか…因みどのくらい」


女性「結果によりますが、最低でも3万は出ますよ」


その話を聞き歩美はすぐに「やります」と答えた。歩美は奥の寝台に寝かせられ、すぐさまその怪しげな機材を歩美の頭につけられる。

歩美は、間も無くその場で寝てしまった。



✳︎



歩美は目覚めた。


どのくらい時間がかかったのかは分からない。だが、すごく頭が軽く感じ、とてもリラックス出来たのを感じた。


女性「お疲れ様でした。気分はどうですか?」


歩美「凄く頭が軽くなりました!凄いですねその機械!全然問題ないですよ!」


女性「それはよかったです!早速なんですが、これを…」


女性は歩美にある封筒を渡す。おそらく謝礼金であろう。


歩美「でも今更なんですが、本当に良いんですか?」


女性「ええ!構いませんよ。もしよかったらまた、こちらの機材の安全性を確かめにきてください。その時もまた謝礼金は出ますので」


女性は軽い笑みを浮かべながらそう言った。


歩美「わ、分かりました。じゃあその時はまたよろしくお願いします」


歩美は謝礼金の入った封筒を受け取りその場を後にした。


自宅にて。


歩美「最初は怪しかったけど、でも頭も軽くなって、リラックス出来て、行ってよかったかも。それに…」


女性から受け取った封筒の中を覗く。すると中には、5万円が入っていた。


歩美「え⁉︎本当にこんなに貰っちゃった!良いのかなー。良いんだよね!」


歩美はそのままベッドにダイブする。するといきなり睡魔に襲われたので慌てて起き上がった。


歩美「危ない、寝るとこだった!早くパジャマに着替えよう…」


腰を上げてパジャマを探しにいく。

リビングに行き、風呂場に行き、キッチン行き、トイレに行き…………


歩美「あれ?私パジャマどこに置いてたっけ?……」




…続く。




物書き難しいですね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文章が巧みであり、SS形態の進め方でも読みやすい。 [気になる点] 漢字にするべきところがひらがなのままだったり、セリフ内の最後に句点が付いていたりなど、小説を書くにおいての基本がなってい…
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