第一章 Sacrifice(犠牲) ~プロローグ~
こんにちは、美海です。
「六つの星と一つの奇跡」と言うリレー小説を書いている一人でもあります。
この作品は 空島 艦 魔法 この三つをキーに描いていく作品です。
小説を書くことは慣れてなく、初心者です。ですから間違った文面表現があるかもしれません。
その点ご了承下さい。
少しでも読んでいただけることを切に願っております。
初めはあまり長くなく細かなことは次回本編にて描かれているとおもいます。
それではお楽しみください。
「ラガーの加護を」
「こちら【RA-R23】 こちら【RA-R23】 貴艦【ラガード】に報告 4時の方向より敵[グランド・ベルト]艦隊【モールド】と偵察機5機確認」
「了解【RA-R23】は他偵察機と連携を取りながら偵察続行 なお敵偵察機との距離300レートから500レートに変更せよ 【モールド】後方にまだ艦がいるはずだ探し出せ!! 」
「了解」
「【RA-R23】より通達4時の方向より敵グランド・ベルト本艦隊【モールド】確認。
本艦速度そのまま700レート/時 進路を5時から6時の方向へ。
主砲1~5番装填準備。【MF-R00】~【MF-05】発艦せよ」と艦長アルーバートが指令をだす。
「艦長聞こえるか こちら【MF-R00】六機は【RA-R23】らの援護に向かう
高度4,5レート 速度800レート/時で離陸許可を」 「離陸を許可 順に発艦せよ ラガーの加護を」とアルが言う
「了解 ラガーの加護を」
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「連合国[スーザ]はまだ来ないのか」苛立ちながら副艦長ローリは怒鳴る。
「[スーザ]本艦隊は約16分後に本艦と合流ですよローリ焦らないでください」副艦長にそう言うのは
戦略リーダ兼音響担当のステラだ。
「これだけ早く[スーザ]が来てくれるだけでもありがたいことなんだぞ」
とアルーバートがローリに釘をさす。
「わかってますよそんな事」と小さな声で呟く。
数秒後だった「ずぅんん ごごぉぉぉ」地響きな様な音がして【ラガード】が揺れた。
「MRシールド一部破損 3時の方向よりLM(長距離魔法弾)を確認」
ステラがヘッドフォンを外して叫び全乗組員に緊張が走る。
アルは「被害状況は!?」
「MRシールド約68%消失 本艦【ラガード】へは…… 約3.2%外壁が損失 魔術員による修復を開始 自己修復プログラムを作動」情報管理員が報告。
わかったと弱弱しくアルが答え、「どう思う」と言いローリとステラに目を向ける。
ステラが口を開いた「新たな敵艦としか言いようがありません しかし敵艦を捕捉していないのにも関わらずLMが命中したということは明らかに戦力の差があることは間違いないでしょうね」
続いてローリは「敵LMの装填時間は短くても15分はかかるはずです」
アルは目を閉じ30秒ぐらいの沈黙があった後に
「[エス・ラガード]全艦に告ぐ」
「[スーザ]の艦隊が来るのは約12分後、合流後陣形を組みなおして3時方向の艦隊をXとして X艦隊の次のLMが来る前に捕捉し全艦で攻撃する」と大きな声で言う。緊張して声が震えている。
「本艦高度15レート上昇速度そのまま進行」
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ここでアルが一度【ラガード】含む艦隊らを一度後退させ
[スーザ]の艦隊が来るまで待っていれば
未来は必ず変わっていたはずだ……
あんな事にはならなかったはずだった……
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To Be Continued
第一話までの用語の説明など
【】⋯艦や機の名前
・【RA-R23】
・【ラガード】
・【モールド】
・【MF-R00】~【MF-05】
[]⋯国の名前
・[エス・ラガード]
・[グランド・ベルト]
・[スーザ]
1レート(rate) = 1キロメータ(km)
~登場人物~
アルーバート (Ma・Ro・Alebat)⋯【ラガード】艦長
ローリ (Sdy・Roly) ⋯【ラガード】副艦長
ステラ (Stra・Anz) ⋯【ラガード】戦略 兼 音響担当
他
MRシールド⋯肉眼では見えない防御層
魔術員⋯魔法魔術を使えるもの
LM(長距離魔法弾)⋯ただの砲弾ではないよー
詳しいことは2話からになりますので
大体こんなものかという認識で大丈夫です
Thank you
いかがでしたか?
感想や指摘などいただけると大変嬉しいです。
いつでも待っています。
それではまた会いましょう。
美海でした。