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♯9 ヒトゴロシ

母「オトコードウシタノー?コッチキナサイ エッ?イエ、スミマセン~」


男「……」


幼女「おにーさん おにーさん」ユサユサ


男「……なんだよ」


幼女「なんだよじゃ無いですよぉ呼ばれてますよ」


男「男なんていう人間はここにはいない…いいな?」


幼女「いや、良くないでしょ何言ってんですか」ギュッ


男「やめてくれ本当にやめてくれ!頼むから頼むからぁ…」


幼女「にひひ!いい声ですねぇ~その声好きですよ」ギュッギュッギュ


男「押すな押すな辞めろ辞めろぉ うわっ」ダッダッダダン


母「男呼ばれたら早く来なさい!ほら幼馴染ちゃんのお母さん」プンスカ


幼母「男くん久しぶりだね」


男「あ、あ、お、、おひさしぶりです…」ボソッ


母「ちゃんと前向く!」グギッ


男「いってぇ!手加減ってもんは知らねーのかお前は!!」


母「男が悪いんだよーお母さんは悪くありません」


男「ガキか!」


幼母「くすくす」


男・母「あっ…」


幼母「元気そうで良かったわ 最近ずっと見なかったから心配してたのよ」


男「いえ…」


幼母「ごめんなさい少しだけ思い出話に付き合ってもらえるかしら」


男「え…」


幼母「幼馴染ったらね、いつも帰ってくるとね男君の話をしたの…今日は男くんが掃除を一緒にやってくれたとか、一緒に帰ったとか、いつも嬉しそうに楽しそうに…」


男「…」


幼母「男くんもよくウチに遊びに来てくれておばさんも楽しかったし何よりあの子がとっても嬉しそうだったの」


男「……っ」


幼母「いつまでもあの幸せな時間が続くと思ってたわ…」


男「………っっ」


幼母「でも、去年あの子が事故にあって死んじゃって…男くんもウチに来てくれなくなってあの時間は…」


母「そこまでにしていただけませんか?」


幼母「!?」ビクッ


母「この子にとっても幼馴染ちゃんが亡くなった事は…とても辛い事だったと思うんです。今日までふさぎ込んでしまう程に」


幼母「そ、それは」


男「か、母さん…」


母「それでもこの子はひとりで立ち上がって今日とうとう外に出たんです それなのに…それなのに…なんでこの子のトラウマを掘り起こすような事言うんですか」


幼母「ごめんなさい…ごめんなさい…でも私あれからずっと一人だったんです…悲しいのに誰にも話すことができずに…あの幸せだった日々が嘘みたいに溶けていって…」


男 (俺の…)


幼母「あれは事故で…幼馴染は運が悪かっただけ…」


男 (違う…あれは俺のの…)


幼母「私の心が弱いばっかりに男くんにひどい事しちゃったわね…ごめん…なさい」ウッウッウッ


男 (違う違うあれは俺の俺の俺の俺の俺の!)


男「俺の所為なんだあああああああああああああああああああああああああああああああ」


母・幼母「!?」ビクッ


男「う、うわああああああああああああああああああああ」ダッ


幼母「ひっ」


ガチャドンッ!!


母「男ーーーーーーーーーーー」ドタドタドタドタ


幼母「え?え?え?」


幼女 (やれやれ…またですか世話が焼けますねぇ)ビュッ 



幼馴染『人殺し』


幼母『人殺し』


俺「ち、違う俺じゃない…俺じゃないんだああああああああああああああ」ダッダッダッダッ

五日連続更新っていうことで、いつか幼女が僕の元に来てくれるって気がします…え?面白くない?あはは分かりきったことを 3バイト作者に何を望んでるんだか

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