♯17 チルチルマイチル
『僕たちはずっと一緒だよ』
『おい幼馴染泣かしたやつどいつだ!ブッコロス』
『部活何入んだよ? サッカー部じゃあ俺もサッカーはじめてみっかなぁ』
『幼馴染…いや、なんでもねーよ』
幼女「桜咲きましたね。キレー」
男「ああ、そうだな」
『キレー、また来年も一緒にこの桜見ようね』
男「きれいだな」
男(見てくれてるか?幼馴染…約束は果たしたぞ)
幼女「落ちた花びら持って帰ろっと」
男 (落ちてもなおその魅力は失われることは無いんだな)
男「さて、行くか」
幼女「もういいんですか?」
男「ああ、満足だ。 !」
男「相変わらず早起きだな」
「はぁはぁはぁ…見つけた」
男「母さん」
母「病院からいなくなったって聞いて…生き返ったって疑わなかった…生き返ったら 絶対に来ると思ったわ」
男「寝起きでその判断できるのはさすがだね。でも俺は幽霊みたいなもんなんだもうここにいちゃいけないんだ」
母「幽霊でもなんでもいい!傍にいてくれればそれで」
男「そこに俺の幸せは無いんだゴメンな」
母「どうして!?死んでも何も良いこと無いじゃない、母さんを一人にしようとするのが男の幸せなの?」
男「俺はいなくならない。そして幼馴染もいなくならない。そんな世界を作るために俺はいかなくちゃいけない」
母「どうしても死ぬっていうの…」
男「そうしなきゃいけないんだ、詳しくは話せないけど。この悲しい世界を終わらせなきゃならない」
母「そう…じゃあ母さんも死ぬわ」
男「なっ!?意味がわかんねーよ!あんたが死んでなんになる」
母「息子に先立たれるなんて嫌だよ!男がいない世界に何の意味があるっていうの!?」
幼女「はーいストップ~」
母「なっ…だ、誰よあなたいつからいたの!?」
男「てめっ何してやがる!」
幼女「うふふ~あくまですよ~いつからいたって聞かれたら最初からです」
母「ふざけないで!今私は男と大事な話してるの」
幼女「まぁまぁ、いいじゃないですか。そんなことより今お母様死ぬっておっしゃいましたね?」
母「そ、それがどうしたの?止めに来たとでも言うの?」
男「お前…まさか…」
幼女「いいえ~その逆です。どーせ死ぬなら気持ちよく死にたいと思いませんか?」
男「おい!辞めろ」
母「どういうこと…?」
幼女「そんな大それた事じゃありませんよ。願いを叶えたくありませんかって思いましてね」
幼女「 命と引き換えに 」
男「ふざけんな!お前そんな事が許されていいと思ってんのかよっ」
母「命と引き換えにすれば…どんな願いでも叶えてくれるの?」
幼女「ええ、できる限り一つだけ」
男「母さん!信じるな そいつの言うことを」
母「多分男もその契約をしたんでしょう?」
幼女「ええ、時間は少しかかりましたけどね」
母「じゃあ、信じるわ 男が信じたんだから」
男「母さん辞めてくれ」
幼女「契約成立って事でいいですかね」
母「ええ、早速だけどいいかしら」
幼女「どーぞどーぞおっしゃってくださいましまし」
男「お願いだっお願いだから…俺を…俺の願いを止めないでくれ…」
幼女「寄り道なんてするものじゃないですよ。目的はまっすぐに行かなきゃ」ニコッ
男「てめーは悪魔だな…」
幼女「最初からそう言ってたじゃないですかー嘘は言ってないですよ」
母「私の願いは…」
男「辞めてくれえええええええええええええええええええええええ」
母「男の中で生きることよ」
幼女「は?」
腹黒い幼女もいいですよね




