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♯15  命の脱獄

―男の部屋


男「おい…最後の確認だ」


幼女「んっ」


男「ったくほら」


幼女「へへーまいどぉ それでなんれふかぁ」


男「俺を―」





母「男食器とりにきたよ ってあれ手がつけられてない」


母「男寝てるの?」


……


母「男…?」


……


母「男!!」


ガチャガチャガチャドンッ!


男「……」


ユサユサ


母「男!どうしたの!どうしてこんな冷たくなってんの男!!」


母「救急車…早く…早く呼ばなきゃ」

ピピピプルルルルル


オペレ『はいこちら、きゅうky―』


母「うちの息子が動かないんです!!!!助けてください!!」


オペレ『お、落ち着いてください 現状を』


母「落ち着ける訳ないでしょ!!早く救急車を呼んでください!!!」


―病院


医師「お気の毒ですが…お母様…息子さんはもう」


母「え…」


医師「ええ…既に息を…」


母「そ、そんな嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ」


医師「お、お母様お気を確かにっ」


母「嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ」


母「これから幸せになるって…母さん男の幸せを考えたのに…あ、あああうわあああああああああああああああああああああ」


医師「誰かっ!!来てくれ!!お母様を落ち着かせるのを手伝ってくれぃ!」


母「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」



――病院の一室


母「うっうっうっ男……」


男「……」


母「男ォ…」スースースー


医師「ようやく麻酔が効いたようだね…お母様を仮眠室に運んでやってくれ」


看護師「先生!急患です」


医師「分かったすぐ行く。男君すまないねもう少し待っててくれ」


男「……」


幼女「……あー卑怯くさい、男ならもっと正面から行くべきじゃないですか」


男「……」


幼女「ねぇ?おにーさんっ!」


男「ぐえっ…! てってめー…寝起きになんてことを…殺す気か!」


幼女「さっき殺しましたけどね―」



―男の部屋


男『俺を生き返らせるって事できないか?』


幼女『どういう意味ですかぁ?』


男『俺をお前に殺させる、そうすると俺の命はお前に回収されるはずだ』


幼女『まぁ、そうなりますねぇ』


男『そこで俺を一回殺して、病院に運ばせる、そして一人になったタイミング見計らって生き返らせてくれ』


幼女『!?』


男『どうだ?』


幼女『は、初めてですよ、そんな願い。それルール違反な気がするんですけど』


男『改めて気持ちよく死ぬためさ、ルールの件は死ぬ前に願い1回だろ?俺の死ぬ前の願いはその約束を結ぶことだ』


幼女『なるほど…その手がありましたか、ただいいんですか?私あくまなんですよ?命手に入れましたしそんな約束簡単に破って帰っちゃう可能性だってありますよ』


男『お前は帰らないよ』


幼女『ほう、なぜそう言い切れるんですか』


男『あくまは楽しい事が大好きだからさ』



幼女「結局人の話聞いてたんじゃないですか」


男「余計な事ほど覚えてるもんだな」



男「にしても俺マジで死んでたのか、ずっと暗い所にいたのはわかったけど」


幼女「あ、それ私のお気に入りの魂入れの中に入ってたからですね。中もお花さんいっぱいで可愛かったでしょ?」


男「いや、だから暗くて見えなかった」


男「んー、いやー生き返った生き返った、残り少ない余生頑張りますかね」


幼女「面白くしてくれるんでしょうね?」


男「これからどこに行ってもゾンビ扱いされるんだ、この上なく面白いだろ」


幼女「確かに(笑)周りの反応が楽しみですねぇ。まぁその先の事も期待してますよ」


男「後ろ向きに検討する」


男 (母さん…俺はやらなきゃいけないんだ)


幼女「それでこれからどちらにー?」


男「ああ、そうだな―一回家に帰ろう」

幼女のカバンの中に入りたい

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