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七つの大罪  作者: 水霧
7/7

色欲

脳天を突き抜けるような快感

誰でもいいからこの身を引き裂いて

どうせお互いに獣のように

理性なんて働かせてないんでしょう?


カラダの奥底をかき分けてくるような達成感

どうでもいいから後先なんて考えないで

だってこの掻き立てられる本能に

あらがうことなんてできないでしょう?


脳髄をえぐりとって叩きつける快感

あなたを精神から支配してあげる

どうせあなたが泣き叫んだって

ほとばしる本能を止められないんでしょう?


カラダを粉々(こなごな)にへし折るような達成感

あなたのカラダをしつけてあげる

だってあなたの引きつる甘い声が

心の臓を握りつぶさせたんだもの




 どうも、水霧です。今回はダークに卑猥ひわいに、そして息抜きで書いてみました。このような詩を書いてみたいと思っていましたが、少し中二病くさくなっちゃいましたね(笑)。

 さて、人間が持っていて当たり前、むしろ必然とされる〝傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲〟。もしかすると、今起こっている事件や犯罪のほとんどがこれに該当がいとうするのではないでしょうか? 自分が偉くて頭がいいから人を見下し、自分にないものを持つ相手をねたみ、踏み込んではならない領域を土足で踏みにじられて激怒し、気力や意欲が湧かないからなまける。価値や名誉、利益を欲張り、ただ腹を満たす欲におぼれ、身をもだえさせる肉欲にひたる。まさに犯罪の〝種〟ではないでしょうか?

 その感情を持つことは悪いことではないと思います。なぜなら直すことができるからです。しかし、直す前に行為におよんでしまったら、〝それ〟は人でもなく獣でもなく〝犯罪者〟になってしまいます。人間性・立場・権力・ランク・年齢・性別、どれも関係ありません。

 今まで自分が見てきたもの感じてきたものを思い浮かべてみてください。犯罪に巻き込まれた方々や遺族の方々に笑顔を見せた方がいるでしょうか? おそらくいないと思います。冤罪事件や偽装殺人でも。

 日本で起こっている犯罪。一体誰の仕業で誰の責任なのか、筆者も含めて考え直す必要があるのではないでしょうか。



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