表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
七つの大罪  作者: 水霧
2/7

嫉妬

どれだけあなたが弁明しようと

筋道を立てて説明しても

わたしの耳には入ってこない

だってあなたを拒否しているから


きっと正しいことを言っているに違いない

確かにあなたの言うことは正しい

でも、あなたを認めたくない

だってあなたがムカつくから


正論すぎて何も言い返せない

黙ってるのは性分じゃないんだけど

言い返したくても言い返せない気持ちが先走って

言葉が浮かばない、言葉が出ない、口が回らない

自分が口ベタだから、早とちりだから

そんな自分が情けなくなって泣きたくなってくる


あの時あぁ言えばなぁ、こう言えばなぁ

終わったあとに絶対に後悔する、いつも

自分だけモヤモヤした気分、損した気分

どうしてなの? 髪をかきむしりたくなるほどの歯痒はがゆ

なんでなの? 歯軋はぎしりして歯がすり減るほどのやり場の無さ

そうして、最後に嫉妬だけが残ってしまう




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ