目次 次へ PR 1/1003 ~プロローグ~ ある日、天使である僕は、天界でいたずらをしてしまったため、神様から罰を受けることになった。 罰とは、「毎晩、ある女性の部屋に通って物語を語る」ことだ。 女性の名はシェヘラザード。 シェヘラザードは言った。 「アラ。あなたが新しいお相手なのね。かわいい坊やだこと。さて、いつまで私のお相手が務(つと)まるかしら?」 やれやれだ。 こんなコトを千一夜も続けなければならないとは。 けれども、お話を語るのは得意中の得意。 さて、どの物語から始めるとしようか?