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洋楽を語ろう

元祖チョッパーベーシスト ラリー・グラハム

作者: Tanaka-KOZO

今回のアーティストは、チョッパーベースの元祖「ラリー・グラハム」です。


「ジェームス“ゲロッパ!!”ブラウン」と双璧を成す、FUNK界の大御所「スライ&ザ・ファミリーストーン」の初代ベーシストでもあります。


僕が初めて楽器を手にしようとしたきっかけは、ラリーのチョッパープレイを観た時からでした。

僕の音楽活動の原点はラリー・グラハムなのでした。


「ラリー・グラハム」は、「スライ&ザ・ファミリーストーン」を最終的にはクビになってしまうのですが、その後、自らのバンド「G.C.S.(グラハム・セントラル・ステイション)」で自らボーカルを取り、70’s FUNKの表舞台を駆け抜けて行きました。


その後、ソロとしてブラコンブームを先導し、バラードを中心にヒットを飛ばしました。

彼の歌う「JUST BE MY LADY」は、ジュリアナ以前のディスコでの、「チークタイム」でかかる定番中の定番でありました。


なぬっ!?

「チークタイム」って知らないとなッ!?


え~と…、チークタイムってのはですな~…。


昔は今みたいに、男がチャラチャラとナンパなんか出来ない訳ですよ。

ナンパ行為も、誠実にやらないといけなかった時代なのです。


そこで、ディスコで必ず、一定の時間になると「チークタイム」というのがあって、目をつけていたレイヤードヘアーの女子大生に近づいていって、「一緒に踊ってくれませんか?」なんていうキッカケをお店側が設定してくれてたんですよ。(笑)


声をかけるんなら、店内の端っこに「アタシ…ディスコなんてトコ、今日初めてなんです…」って顔して、おどおどと立っているウブなコがいい!


大抵、そういうコの友達は活発で、一人でガンガン踊りまくってる訳です。

友達なんか、ほっておいて…。


今でも居るでしょ?

自分でCLUBに誘っておいて、おとなしい友人の女のコをほったらかしにしているようなコが?


そんで、その声かけた真面目系の女のコと身を寄せ合い、二人で踊るんです!

そこでかかるBGMが「JUST BE MY LADY」だったんです。


おおッと話が逸れましたが、ラリー・グラハムはベーシストなのですが、ベーシストでありながら、3オクターブも出るセクシーな声の持ち主で、彼の低音な歌いまわしは僕の歌い方にも多大なる影響を与えております。

彼のベースプレイの方は、ついに真似ることは出来ませんでしたけどね…。


ラリーは、1999年から2000年にかけては、あの「プリンス」のサポートとして、「レニー・クラヴィッツ(※ギター担当)」と共にツアーメンバーとして参加しています。


ラリーは、15歳頃からシンガー&ピアニストの母と共にステージに上がって、サックスやクラリネット、ギターとかいろいろプレイしていたそうです。


そもそも子供の頃、ずっとギターを演りたかったので、ベースはあくまで繋ぎとして考えていたんですね~。

だから彼のベースは、あんなに全面的に出てくるプレイをするんでしょうね。


ベースを弾くきっかけは、母のオルガンペダルが壊れてベース音が必要になったので弾き始め、その後、トリオ編成だったバンドからドラムの人が抜けてしまい、音がスカスカになってしまったので、今度はリズム楽器の音をカバーする為に、あのチョッパー(スラッピング)プレイを考え付いたらしいです。


ラリーの曲はソロは温かくハートフルな曲が多い。

ソロ前のG.C.S.時代は、躍動感溢れるパワフルな曲が多い。


最後に、僕が好きなアルバムは、G.C.C.時代の2ndアルバム「Release Yourself ※邦題(魂の開放)」と、先ほどの「Let's Go」が入っている、彼のソロ「FIRED UP」です。

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