王都を目指して
今回は少し短めです。
俺らは王都に行く準備をするため、色々店をまわっていた。
リリとアルカが選んでくれているおかげでさくさく買い物が進んだ。
昼になる前に買い物が終わり、俺達は昼食をとることにした。
「ほふひへはほーひゃひゃん」
「…ごめん、聞こえないから食べ物が無くなってから言ってくれ」
「ごくんっ、そういえばトーヤさん、王都に行ったらまずなにをするんですか?」
「宿探しは必須だろう。それと、ダンジョンとやらに下見に行ってみようと思うが」
「そうですか、じゃあ私はどうしましょう…」
「着いてきていいんじゃないか?リリが嫌なら無理にとは言わないが」
「いえ!行きます!行かせてください!」
「お、おうわかった。アルカも行くだろ?」
「ああ、私はそのつもりだ」
「リリと違って心強いな」
「なんですか!私は心強くないんですか!?」
「ごめんごめん。冗談だよ」
「冗談にも言っていい冗談と悪い冗談があるんですよー!」
あんまからかいすぎるのも良くないか。
そう思い俺は昼食に集中するのだった。
◆◆◆
「よーし!荷物は持ったな!」
「はい!」
「ああ!」
「んじゃあ、出発だ!」
俺達は王都を目指し馬車に乗り込んだ。
街の外へ出る。
森に入ったところで、俺はサーチを使った。
今のところ俺達の近くには魔物はいない、か。
少し退屈だったので、馬はアルカに任せて御者席から客車へと移った。
「なあ、リリ」
「はい、なんでしょうか?」
「俺がドラゴンを討伐してた時ってなにをしてたんだ?」
「そうですね…トーヤさんを追いかけようとして受付嬢さんに止められてギルドの中でずっと、ずーーーっと待ってましたね!」
「あーあー、悪かったよその事に関しては謝るよ。ただ待ってただけだったのか?」
「はい。そうですね」
「そっか。おもしろみがないな」
「なんですか!私の話におもしろみを求めてたんですか!」
「まあ、つまんないからな」
「むー!もう、いいですよ!」
「ごめんごめん、許してよ」
俺はリリの頭を撫でる。
「今回だけですよ!」
頬を染めながらそういう。
チョロい。
そう思わずにはいられなかった。
「ん?」
サーチになにか反応が引っかかった。
魔物だな。
「アルカ右前に兎型の魔物が2体だ」
「ああ、わかった」
アルカが御者席から飛び出した。
剣を抜き放ち、兎型の魔物の頭を斬った。
おお、飛び出してから斬るまでが速かったな。
ふつーにびっくりした。
「ふー…」
「お疲れさん」
「ああ、ありがとう」
アルカが御者席に乗り込む。
「アルカ」
「ん?なんだ?」
「運転を代わるぞ」
「ああ、ありがとう」
俺は御者席に乗り込む。
馬を少し叩いてやると、進み出した。
◆◆◆
「もうすっかり夜だな」
「そうですね…じゃなくて!トーヤさんも寝袋敷くの手伝ってください!」
「わりーわりー」
俺は寝袋を敷くのを手伝いに行く。
アルカは食事を作っている。
しっかしまあ、よくこんだけの食料を集めたな。
アルカの近くには大量の魔物の肉がある。
魔物だからって食えないわけではない。
むしろ美味しい。
俺たちが寝袋を敷き終わって、食事をとることにした。
寝る時は一時的な結界を作ればいいや、などと考えていた。
さて、明日には着くだろう。
まだ続きが書き上がっていないのでもう少し待って頂けたらとおもいます。




