これからのこと
長い失踪の元帰ってきましたー!
帰ってくんなとか言わないでくださいね?(真顔)
さて今回の小説ですが、このお話しは途中から、だいぶ経ってから書いています。
なので、書き方や口調などが変わっているかもしれません。
とっっても気になる方は、コメントをくれれば直そうと思っています。
外出自粛中なるべく多く、そして早く投稿しようと思います。
不定期でも流石に半年以上、もうそろ1年?は長かったですね。
申し訳ないですが、もう少し付き合ってください。
では、本編どうぞ
アーチェが弟子になった、まあそれはいつも通りの日常にアーチェが加わっただけで、何も変わらないが…
俺は今とても焦っていた。
昨日学園を無断で休んでしまったのだ。
これは怒られるなと思いながらも、重い足を引きずりながら学園へと向かう。
俺は学園では1番低い位置にいるのだ。
低いやつがサボってたらそりゃ怒るか、と俺はため息をつき教室へと向かう。
ええ、そりゃあもうこっってりと絞られましたよ。
とりあいず席に戻り、聞いていても意味の無い授業を受ける。
てか、ほんとに意味ないなこれ、やめようかな…。
そう思っている間に授業が終わる。
さて帰るかと立ち上がったとき。
「ねぇ」
声をかけられた。
見た感じ赤髪で髪が腰の位置まで伸びていて少し強情っぽい感じだ。
そいつが今俺の目の前で腕を組み、仁王立ちで立っている。
周りがザワつく。
どうやらこの前にいる女は学園トップのやつらしい。
「なんだ?」
「ちょっと来なさい」
「なんでだ?」
「いいから来なさい!」
俺は女に強引に連れていかれる。
そして誰もいないところまで連れていかれたところで離された。
「で、なんなんだよ、ここまで連れてきて」
「なによ、その態度…。まあいいわ」
そして女はつげる。
「私と戦いなさい、本気でね」
「は?」
なぜ?と俺は思ってしまう。
今まで俺は目立った行動をしていないはずだ。
更に言うと、学園では1番底辺にいるはず。
「なんでだ?」
気になった俺は聞いてみた。
「理由は後で説明するわ、今はただ戦って欲しいの」
訳が分からない、そんなので俺がやるわけがない。
「まあ普通にやってあなたに得がないのはやるわけが無いわよね、だから条件を付けるわ」
何を言っているんだと思いながら聞く。
「私が勝ったらあなたは私の下で働いてもらう、逆にあなたが勝ったら欲しいものを言って、私が持っているものならなんでもあげる。これでも私貴族で結構高い地位にいるの」
うーむ、それは心が少し揺らぐ気もしないでもない、が。
「悪いが俺は欲しいものは自分で手に入れられるからな、必要ない」
あっさりと断った。
目の前にいる女は目を丸くしていた。
「ちょ、ちょっとなんでよ、あんたじゃ手に入らないものとかあるでしょう?例えばS級のグリスタイガーの皮とか、他には餽龍の皮とか」
「生憎だが」
俺は空間倉庫からその二つのものを取り出す。
「な、な、なん、で?」
パクパクと口を開けながら驚く女。
「だから言ってるだろ、欲しいものは自分で手に入れるとな」
ということで、俺は背を向け帰ることにした。
◆◆◆
「またかよ」
授業が全て終わり帰ろうとした時、またあの女が現れた。
懲りてなかったのか。
「今日こそは戦ってもらうわ!」
「だから言ったろ、俺には戦う理由なんてないと」
「あらそう、じゃあこれは要らないかしら?」
女は手に持っていた紙をヒラヒラと俺に見せつける。
なんだ?
どうやら討伐依頼の紙みたいだ。
なになに?
レジェンダリーゴーレム?の討伐?
なんだそれ?
「このゴーレムは個体数が少ないの、だから年に1回討伐依頼が出たらいいほうなのよ」
…なんだと?
少し興味がわく。
「これが欲しければ私と戦って勝ってからね」
くそ、これは戦うしかないか。
はぁ、やるしかないか…。
「……どこでやるんだ?」
「やった!じゃあ今からギルド裏の闘技場に行くわよ!」
まあ仕方なく着いてきたわけなんだが…
「…なぜ観客がいるんだ…」
「ん?観客がいた方が盛り上がるでしょ?」
おいおい、そうは言ったってこの人数は、数万はくだらねーだろ…。
見せておいてどうするつもりなんだよ…。
まあ、あいつが持っていた依頼書も鑑定が終わったから正直いらないんだが、適当に負けて終わるか。
「じゃあ始めようぜ」
「急にやる気になってどうしたの?」
「やる気が出てきただけだ」
「じゃあ始めるわよ」
開始のゴングがなる。
その瞬間彼女が目の前からいなくなる。
速いな…。
右側から衝撃を受け、そのまま壁に叩きつけられる。
痛って、結構痛いな…。
俺は立ち上がり、反撃をしようとするが、簡単に躱されてしまう。
しまった!
俺は後方へと飛ばされる。
なんとかブレーキをかけ止まるが、目の前にはもう彼女がいた。
俺は為す術なく地面へと叩きつけられる。
すると︎︎︎︎、
「ねぇ、真面目にやってよ」
と声が聞こえた。
「ま…じめに…やってる…よ」
「嘘。あなたにはさっきから確実に殺せるほどの力を加えているはず、なのに死んでいないじゃない」
おいおい、これ俺じゃなかったら死んでんのかよ…。
勘弁してくれ…。
だが、どうする?
言い訳を考えようとするが何も思いつかない。
どうしよう…
「いいわ、あんたそんなに強いんだったら多少本気を出しても問題ないでしょ」
あれで本気じゃなかったのかよ…。
俺は構える。
その時、
「おいおい楽しそうなことやってんじゃねーか」
上から声?
誰だっ!
どごぉぉぉぉっ!
と俺と女の真ん中に何かが落ちてくる。
俺は咄嗟に身構える。
「誰よ、出てきなさいっ!」
その人、いや人ではないナニカは砂埃を払いながら答える。
「俺ァ魔物を操っている、お前らから言えば魔族って奴だ」
「魔族……ですって?」
「ああ、そうだ」
「で、その魔族がここになんの用よ」
「まあ特に用はねぇが、面白そうなことしていたんでな。少々交ぜてもらうぜっ!」
そう言って魔族は彼女に向かって走り出す。
そして彼女の肩に拳を突き刺す。
メリィッ!
肩から出た音とは思えない音が響き渡る。
そのまま彼女は為す術なく端っこまで吹っ飛ぶ。
「カハァ…ッ!」
「オラ、まだ立てるよなぁ?あいつと闘ってた時はあんだけ威勢がよかったんだ。まだやれるだろ?」
「ッ…!…当たり前でしょ?私の本気を味わうといいわっ!」
途端に彼女の周りに炎華が舞う。
…暑っつい
彼女が魔族に飛びかかる。
彼女の連打を涼し気な表情で受け流す魔族。
そして、決着がついた。
彼女は…倒れていた。
魔族は傷1つつく事が無かった。
「さあ、最後の仕上げだ、トドメを殺してやるよ」
「…ッ!」
彼女は必死に地面を這おうとするが、それは叶わなかった。
魔族が1歩、また1歩と距離を詰めていく。
彼女の視線が俺の方に向く。
唇が震えているが、それを噛み締めるように彼女は小さく口にした。
(たすけて)
今まで見ていた俺は何かが吹っ切れたように魔族に突っ込む。
多少力を出す分には大丈夫、そう思いながら魔族に仕掛ける。
《地晶》
魔力の宿った細かい岩の塊は魔族を中心として周りに舞っている。
そこで俺は指を鳴らす。
魔族は1拍遅れて反応する。
「遅い」
俺はそう言うともう1回指を鳴らす。
俺の後ろに魔法陣が魔族に向けて展開される。
《光覇》
魔法陣から出たソレは魔族を撃ち抜く。
まだ殺れてない…か。
俺は魔族との距離を詰めると何処からか出した剣を抜き放ち魔力の層を纏わせる。
そして、剣を軽く振る。
「すると、なんということでしょう。魔族が半分にー」
俺は後ろに(棒)と付きそうなセリフを口にする。
魔族は再生能力の高い生物だ。
この位で死ぬわけがないとわかっていた。
「さて…っと」
俺は魔族を拘束し始める。
そして倒れている彼女に回復魔法をかけ、赤面している彼女を放っておき。
くねくねしていても尚放っておき。
魔族に問いかける。
◆◆◆
まあ大体わかった。
だがまあ、ほんとに暇だったんだな。
暇で俺らを襲ったと言うのは嘘ではなく、本当の事だった。
まさか、本当だとはね。
俺達は今噴水広場らしき所で座っている。
え?俺達って誰かって?
勿論、俺と名前の知らない彼女に決まってるじゃないですかやだー。
魔族は詰所送りにされ、ひと段落着いた。
だがこの空間は、気まずすぎる…。
その空間を切ったのは彼女だった。
「あの、えっと、今回の件無しにしてくれないかしら?ああ、違うの、あの、恩を忘れる訳じゃなくてね?私が貴方に挑んだことを、忘れて欲しいの。」
彼女は俺の目を真っ直ぐ見つめながら言う。
「まあいいよ、俺は元からそうするつもりだったし」
彼女は見るからに嬉しそうにしながら、
「あの!名前聞いていい?あ、他人のことを聞く前にまず私からね。私はティルテット・シルエース、よろしく」
「俺の名前は水剣 冬弥だ」
「トーヤ、トーヤね、覚えたわ!」
そう言って彼女、ティルテットは立ち上がると俺の目の前に人差し指を出す。
「私の事はティルって呼んでちょうだい」
「わかったよ、ティルテット」
「…うー!わかってないじゃない!トーヤの意地悪っ!」
この子は中々に弄りがいがありそうだ。
おまけ
「トーヤさん遅いですねぇ」
「まあトーヤのことだ、またなんか巻き込まれたんだろう」
「主らはトーヤをだいぶ信用しているのぅ」
「そりゃあそうですよ、あの人は強いですから、私がよく知ってます!」
「なんだリリ、それはリリがトーヤと1番長いですよアピールをしているのか?ん?」
「何を喧嘩腰に言ってるのじゃ、まったく」
「私はトーヤさんの事が好きですから!」
えっへんと胸をはるリリ。
アルカの眉間に青筋がはしる。
「リリ?ちょっと表出ようか?お話がしたいんだが?」
「望むところです!」
「こやつらは…トーヤが帰ってきたらどーなる事やら」
その夜、冬弥に拳骨を落とされたのは言わずもがなだろう。
今回のお話しで気になった方は、コメントをよろしくお願いします。
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