表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現世の賢者が異世界に召喚されたら敵が弱すぎた  作者: 五月雨
第1章異世界来ちゃったよ
13/17

魔王

えーっとその、言い訳をさせてください。

まずですね、僕が書いているこの作品なんですが、だいたい1話に2000文字位入れてたんですよ。

それを僕は長いと思い込んでずっと2000文字だったら、ある日短いことに気がついたんですよ。

それを改善しようと4000文字にしようと思ったんですが、あまりにも時間がかかりすぎて3000までしかかけず、さらにお待たせすることになってしまいました。

申し訳ございません。(๑>؂・๑)ゝ

では本編へどうぞ。

 

 俺はいったん自分から魔王を引き剥がす。

 魔王は目を丸くしながらいった。


「な、なぜ私のパンチが効かないんだ!?」


 と言いながら、壁に向けてパンチを撃つ。

 すると、壁のさらに向こうまで穴が空いてしまった。

 魔王はそれを確認するとますます頭にハテナを浮かばせながら、涙目でこちらを見た。

 …可愛い。


「…どうせお前も私を殺すのだろう?殺せ。お前の勝ちだ…」


 なにを言ってるんだろう?

 俺が魔王を殺す?

 こんな可愛い子を?

 俺は声をあげて笑う。


「な、なぜ笑ってるんだ?」


「いやごめん、俺はお前を殺さんよ」


「ではなぜここに来たのだ?」


「俺はお前を救いに来た。…いや、救いにきたはいいすぎか?」


「救いにだと?何故だ!私はお前達人間に危害をくわえてきたんだぞ!それを救うというのか!」


 それはそうだ、魔王は人間に危害をくわえてきた。

 死者だっている。

 でも、こいつは1度封印されているんだ。

 だから、それで十分だと思う。

 だから、俺はこいつを救う。

 だから、俺はここに来たんだ。


「さて」


 俺は魔王に近づく。

 魔王は動かない。

 俺は魔王の額に手を近づける。

 大きく息を吐く。


 《我汝の力を上回りし者…我汝の力を封印せし者…我汝に救いの手を差しのべる者…ここに汝の力を封印す……封印(パワーバインド)


 瞬間魔王の周りを光が包む。

 そして魔王の中へと入っていく。

 俺は大きくため息をつく。


「終わったぞ。もう一度壁を殴ってみろ」


 魔王は壁へと向かっていく。

 壁を殴る。

 魔王が手を抑えてしゃがみこむ。

 涙目でこちらを見つめる。

 …可愛い。

 いつ見ても可愛いと思ってしまう。

 さて、これで魔王の力は封印出来た。

 もう人間を傷つけることは出来ないだろう。

 俺が封印を解かない限り。

 俺は涙ぐんでいる魔王に言う。


「お前の力を封印した。これからお前は人として生きろ。だがお前が魔王だと言うことは世に知れ渡っている。だから俺と一緒にこい。必ずお前を守ってやる」


 俺は魔王に手を差しのべる。


「なぜそこまでして私を助けるのだ?」


「なぜかねぇ。そんなの決まってるだろ、困っていた奴がいたからだ。それ以外に理由なんてねぇよ」


 魔王は手を伸ばしすんでのところで手を止める。

 それを俺は掴んで引っ張った。

 魔王が引っ張られてこちらへ倒れてくる。

 それを俺は抱き抱える。

 そして俺達は魔王国を後にした。


 ◆◆◆


 まあわかっていた、わかっていとも。

 門のところで止められる位ね!


「あの、通してくれませんか?」


「ダメに決まっているだろ!魔王を連れて来るとは、何事だ!」


 ちなみにいま勇者を呼んでいるらしい。

 まずいな。


「いまこいつには人に攻撃できる力がないんだ。だから大丈夫だよ」


「そんな言葉信じられるか!」


「どうしたんだい?」


 兵士の後ろから声がした。

 あー、もう来たか。

 俺は額に手をあてる。


「ねぇ君。その子は魔王だよね?なぜ君が魔王を連れているんだい?」


 後ろにいたのは勇者2人だった。

 これは正直に答えないとダメそうだな。

 そして俺は、今まであったことを話した。


「ふむ、だが君の言葉は信用出来ないね。魔王よりも強いなら僕らよりも強いはずだ。だから3日後、僕ら勇者対君で対決をしよう。勝ち抜き戦だ」


「わかった」


 まあ、こうなることはだいたい予想していた。

 だから驚かないが3日後だと少し暇だな。

 だが、油断はしない方がいいか?

 とりあいず鍛錬はしないとな。

 俺は王都の外れに広い平原があったことを思い出す。

 あそこだと魔法の練習も出来そうだ。

 早速明日からやってみることにする。

 とりあいずはっと、3日の間だけ入れてもらえる許可が出たので、家に帰ることにする。

 さあ、3日後どうなるかなー。


 ◆◆◆


 さて、今日から鍛錬を始めますか!

 今日もよく晴れている。

 え?魔王?置いてきましたよ?

 あいつには内緒で来ている。

 アルカとリリには言ってあるので、どうにかなるだろ。

 俺は平原へと向かう。

 さすがに魔法をぶっぱするとボコボコになりそうなので、結界魔法で大きな箱を創る。

 これで人も来ないし、平原に傷もつかないから安心だ。

 じゃあ早速魔法の鍛錬をする。

 俺は下級、中級、上級魔法を全て発動させる。

 主となる属性が大きく分けて7個ある。

 そしてそれらの下級、中級、上級の魔法の数は5個ある。

 合計で35個の魔法を一気に出した。

 そしてそれを一旦消す。

 次に、俺は上級の上、特級魔法を10個出す。

 それを前の方に映像化した山に…ぶつけた。

 ドゴォォォン、と大きな音を立てて山が消滅する。

 次に究極魔法を5個発動させた。

 それを自分の方向に向かわせる。

 俺は大きな壁を作りそれを何重にもさせて止めた。

 そして次に最高難易度魔法を発動させる。

 え?前に詠唱してたのが最高難易度魔法じゃないかって?

 あれは魔王に分かるための演出だよ。

 さて、と俺は一拍おき、詠唱を口にする。


「《火、水、風、岩、光、闇、無に宿いし精霊達よ…我に力を宿し…その力を使わせたまえ》!《全ての消滅(オールバニッシュ)》!」


 瞬間大きな魔力が出てくる。

 そしてそれは俺が作った防御の壁も消し去り、広い平原をも消し去った。

 さすがに威力が強すぎることを知っていたのでだいぶ手加減はしたが、それでもこの威力があるのだ。

 あまり使わない方がいいだろう。


「はぁー、疲れた」


 そう呟きながら俺は家へと帰るのだった。


 ◆◆◆


 あっという間に3日たち、俺達は本戦の会場へと来ていた。

 まあ、魔王を連れている俺は変な目、というか冷ややかな目で見られるわけで、落ち着かない。

 俺だけ会場の控え室へ案内されたので、他の3人は客席で見てもらうことにする。

 ああ、魔王?

 今日は来てますよ。

 勇者に連れてこいと言われたのでね。

 と、俺は誰に向けて言っているかわからないことを心で呟きながら会場に入っていく。


 ◆◆◆


「さて!今回の勝負はー!なんと!なななんと!勇者様が出ておりまーす!」


 会場が歓声で溢れかえる。


「しかしですね!その勇者様の対戦相手がですね。なんと魔王の力を封印したとかいう訳の分からんことを言っている奴でしてね。まあ、勇者様ならけちょんけちょんにしてくれるでしょう!」


 え?俺、訳分からん奴扱い?


「さあ!ではその2人に登場してもらいましょう!まずは!勇者様です!」


 会場が湧き上がる。


「続いて、挑戦者!」


 会場が罵声に包まれる。

 ひどいな。

 そんななか、勇者が声をかけてくる。


「今日は君が魔王に操られているんじゃないかと思ってね。それで勝負を挑んだんだよ。操られてたらその呪いをといてあげようと思ってね。」


「へー」


 俺は心底どうでもいいと言うように返事をした。


「っ!そう言ってられるのも今のうちだよ!」


 勇者は声を荒らげて言う。

 さあ、試合の開始だ!


「はじめっ!」


 開始の合図が響く。

 その合図と同時に勇者が俺へと突っ込んでくる。

 俺は勇者の後ろへと回り込む。

 拳を突き出す…が、勇者は横にながした。

 俺は関心しながら蹴りあげる。

 勇者はそれを受け止める。

 俺はバックステップで距離をとる。

 こっからが本番だ。


 《ファイアー》《ウィンド》


 俺は魔法を放つ。

 勇者は反応が出来なくなったのか、当たってしまう。

 勇者が後ろに吹っ飛ぶ。


 《ウォーター》


 すかさず俺は追い打ちをかける。

 勇者は倒れる。

 そして勇者は起き上がってこなかった。

 俺の勝ちだ。


 ◆◆◆


 初めて負けた。

 僕は勇者だからといって調子に乗りすぎたのか?

 わからない。

 だけど、これだけは言える。

 目の前にいるやつは僕より強い。

 まあ負けたのも仕方がないか。

 僕はそう思いながら目を閉じるのだった。


 ◆◆◆


 結果、俺は勝って魔王滞在を認められたものの…。


「あっ、あれ。勇者を倒したっていうやつだろ?」


「ああ、そうらしいな。」


 コソコソ話している声が聞こえる。

 そう、結果勇者を倒したから目立つことになってしまったのだ。

 あまり目立ちたくはなかったんだがな。

 まあ、しょうがないか。

 隣にいるやつのせいだけどな。


「どうしたんだ?トーヤ?」


 お前のせいだよ!

 とは言えず俺は、


「なんでもない」


 と言うしかないのだった。


他の小説を見てても思うんですけど、なぜそんなに魔法の呪文とか思いつくんですかね?

僕は魔法の呪文を考えるのに2日かかりました。

まだまだ未熟ですね。

それではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ