TGT連盟
TGT連盟は、手野、テックカバナー、グッディの3つの家の集まりである。
これに砂賀を加えSTGTとすることもある。
公式には春雷会が連盟本部とされるが、広義としては、各家が行なっている事業全てを包括している概念だ。
手野グループを中心とする各家の事業は、ヨーロッパの王侯貴族向けのグッディ・カンパニー、アメリカを中心としているテック・カバナー財閥、そして手野家の本家である砂賀家がある。
砂賀家については、手野グループの一部の事業を取り仕切っており、単独で砂賀財閥と呼ばれることもある。
これらの全てに事業は、春雷会を中心にまとめられているが、それを連盟と擬制して、全体を動かしているとする構図だ。
事実、春雷会は手野グループの議会ともいうべき存在となっている。
そもそも、複数の社長や、財閥以前の世襲会員などがいる。
ここには、テック・カバナー家も、グッディ子爵も属しているため、そのように思われているのだろう。
そして、一体として扱われているからこそ、より強烈に団結することができる。
と、考えられている。
手野グループは合議の手野と呼ばれるように、話し合いを江戸時代から大切にしていた。
それが連盟にも色濃く反映されており、現在まで春雷会を議会として活発な経済活動をしている。
それがTGT連盟の特色にもなっている。