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作戦会議~下~

私にしては長く書けました(*^^*)

でも、読みにくいかもしれません(*_*)


※本文で少し触れるので、サーラとローズとアランの外見を紹介しておきます。

サーラ

 クリーム色の髪で、瞳の色は黄緑色。

 かわいい系の顔の美少女。

ローズ

 薄い茶色の髪で、瞳の色は薄い紫色。

 かわいい系ときれい系の間の顔の美少女。実を言うとサーラよりも美人。自覚なし。

アラン

 金髪で、瞳の色はスカイブルー。

 作中で一番顔がいい。

 「ローズ様、私はアラン様のことが大好きです。愛しています。だってそうでしょう?あの、美しい見事な髪にブルースカイの目。もちろんそれだけではありませんわ。例えば・・・」


この状況、どうしたらいいんでしょう?

作戦会議の筈なのに、いきなりアラン様の好きな所を話されてしまいました。ですが、この状況は少し礼儀に欠けています。私は婚約解消するつもりとはいえ、まだアラン様の婚約者の私に恋慕の情を堂々と話すのはデリカシーか有るとは言えません。ここは、止めるべきですわね。


「サーラ様、人気がないとはいえ婚約者のいるアラン様の思いを堂々と話すのはいかがなものかと思います」

「別にいいじゃありませんか。こんな晴れている日に使われていない教室に来る人なんていませんわよ。それとも今になってアラン様と婚約解消したくなくなったなんてことじゃありませんわよね?」

「まさか・・・」


この方に何を言っても無駄な気がしてきました・・・。それにしてもずいぶんと積極的な方ですわね。今まで、サーラ様の見た目的に弱々しい令嬢というイメージがありましたわ。人を見た目で判断してはいけませんね。


「まあ、いいですわ。本題に入りましょう。ご理解いただけたと思いますが、私はアラン様と結婚したいと思っております。ですので私の要望としましては、アラン様とローズ様の婚約解消をするとともに、アラン様からの私の好感度を上げたいのです」 


この方、大分ぶっちゃけましたね。まさか私もサーラ様がアラン様との結婚迄考えていたとは思いませんでしたわ。てっきり、アラン様に憧れを抱いている程度だと思っていましたわ。

でも、まあ身分的には問題ありませんわね。少し礼儀がなっていないところがありますが、努力したらなんとかなる問題です。ですが・・・


「そんなに上手くことが運ぶでしょうか?」

「大丈夫です!!作戦は考えてあります」


サーラ様、ものすごい勢いです・・・。

というか、もう作戦考えてきていらっしゃったんですね。これじゃあ作戦会議といえないような気がしますが、細かいことは気にしたら負けだという気がしてきました。この方に色々驚きすぎて、感覚が麻痺してきたのかもしれません。ですが、作戦には興味があります。


「いったいどんな作戦なんですの?」


「ローズ様が悪役になるのです!」


・・・・・はい?

悪役?・・・私が?

まったく理解が出来ません。ですが、サーラ様は話し続けます。


「理解出来ませんか?簡単にいえば、ローズ様が私をいじめるふりをすればいいんです!!」


・・・なるほど。なんとなく分かりました。確かに、そうすればアラン様の私の好感度は下がり、そして婚約解消してもらえるかもしれません。それに、私にいじめられて傷付いたサーラ様にアラン様が同情し、そこから恋が芽生える可能性もあります。こう考えるとなかなかいい案な気がします。もちろん、家名を汚すわけにはいかないので、大掛かりなことは出来ませんが。


「私、その案に賛成ですわ!」

「本当ですか!?じゃあ明日から早速いじめて下さいね!では!」


このセリフ、何も知らない人が聞いたらなんだか危ない人みたいですわね。

それより、別れの挨拶が『では』の一言というのはいただけませんわね。アラン様と結婚するということは王妃になるのだということをきちんと理解していらっしゃるのかしら?心配ですわ・・。

上手く締めくくれませんでした(-_-;)

次回は王子視点です!

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