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影の使い手  作者: 葬儀屋
王城編
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目立ちたくない男子

このたび初投稿となります。

駄文ではありますがどうか暖かい意見をくれると嬉しいです。

 彼は目立つ事を嫌った。


 そこに深い理由はない、ただ単純に注目されるととても緊張して、思うように動けなくなるからだ。

 だから彼はクラスの中で、騒がずおとなしく過ごしていた。

 誰かがふとクラスを見渡した時、教室の端っこの方で固まっている男子生徒の一人。

 それが彼である。


 もし、このクラスを紙の上に描いたらとしたら。

 美人の転校生に喜んでいる男子の一人となり、

 スポーツ大会で「主人公たち」の活躍をみて驚いているクラスメイトの一人となり、

 修学旅行でゲームを持ち込んで、先生に叱られている男子となっただろう。

 つまりひとえにいうと「その他(モブ)」である。


 あえて彼の特徴を挙げるなら二点。

 まず、顔をあまり人に見せない。

 普段は目の部分を前髪で隠し、口元をマスクで覆って人と接していた。

 それに深い意味はなく、ただ単にそのほうが気持ちが落ち着くから。

 そして、背が少し高い。


 同じグループの男子から見て、彼は良くも悪くもないという中間の評価。

 もし、彼が休んだとしても「今日はあいつ、来てないんだな」ぐらいにしか思わず、いつも通り授業に憂鬱するだけ。


 彼の名前を「影山(かげやま) (とおる)」という。


続くかどうかは分かりませんどうか暇つぶし程度に見てください。

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