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第二十章 トウイッチからの伝言と回帰教


 ザギ達の案内でトウイッチの樹にまで案内されたアビエトが、その主が去ってしまったと知った時の落胆は大きかった。

 子供達が無事戻ってきたグーゴルルは彼らを一人ずつ抱きしめ安堵すると、ザギ達に言った。

「トウイッチから伝言を預かっている。ザギはテューイを、ビブはアビエトを師と仰ぎ、グリラを倒せ。その先の事はそれが達成されてから伝える、と」

 周囲に動揺が広がり、自身も困惑していたが、ビブは尋ねた。

「期限は?」

「特に。しかしグリラがいつまた来るかはトウイッチにも分からないと言っていたから、それで十分だろう。ビブ。君には、森を再生させつつ、テューイやファボ、アビエト達のゲストハウスも作るよう伝えられている」

「それなら私だけでも!」

「アビエトというのは君だな。君がするのはいくらかの手本を見せビブを教導するまで。もしくは仮想グリラとしてザギの訓練に付き合うところまでとも伝えられている」

「トウイッチには、会えないのですか・・・?」

「グリラを倒せば、いずれ必ず現れる<最悪の災厄>を退けられれば、何かが変わるかも知れないと、トウイッチは言っていたよ」

「・・・判りました。それで、十分です」

「ビブ。君には、新たな教材が置いていかれたそうだ。君とザギが舐めた飴玉の材料と作り方も揃っているらしい」

「先ずはそこまで辿り着けってことだね」

「うっし!じゃー、早速取りかかろうぜ!テューイのおっさん、よろしく頼むぜ!アビエトもな!」

「いや、ちょっとだけ待ってもらえないか?」

 ツンブラがテューイの腕を引いて言った。

「テューイ殿とエミリー様に、折り入ってお話が」

「内容の察しはつくよ」

「かたじけない」

 ツンブラとイングレス、テューイとエミリーが残りの面々から離れると、テューイは言った。

「モーマニーの持ってた<究極の秘宝>がどうなったかだろ、知りたいのは?」

「その通りです。あの至宝は、失われてしまったのでしょうか?」

「さあな。俺もエミリーもそれどころじゃなかったし、王宮は暴徒に焼かれて略奪されてたし、その前に国の屋台骨だった七大商家の筆頭十商人、モーマニーが死んで九人になってしまったが、その内の誰かが持ち去ったかも知れないしな。下手に探ろうともしない方が良いんじゃないのか?」

「それはもちろんそうです。我々の様な二流三流の商家が手を出して良い物とも思えませんが、しかし惜しい事は確かなので」

「モーマニーの<究極の秘宝>って、確か、均質な貨幣をいくらでも製造できた機械だっけ?」

「そうです、エミリー様。国々の垣根を越え、全ての人々が安心してその価値を信頼できる通貨。これが商人にとって究極の宝でなくて何でしょう?」

「まぁ、確かに便利だけど。モーマニーが死んで商王国が崩壊した後も、その通貨は普通に使えてたしね」

「今後再発行されなくなり、偽物が流通し始めるとしたら、現存している通貨の価値は上がっていく一方でしょう。大変な状況にあったあなた方に対してぶしつけな質問、失礼致しました。お詫びといっては何ですが、ここに来るまでに買い付けた農作物などをお納め下さい。他に何か入り用な物がございましたら、お応え出来る範囲でご奉仕させて頂きます」

「ツンブラ兄さん、抜け駆けはずるいぜ!エミリー様、あなたの為に尽くすと言った言葉に偽りはございません。さしあたっての困難を回避された後は、是非、モーマニー様とサラ様の遺志を継がれて下さいませ!」

 テューイとエミリーは顔を見合わせ、先ずはテューイが注文を出した。

「さしあたって、食べ物はありがたく受け取っておこう。二匹のゴブリンとコボルト一家だけだった森に、人間が4人はしばらく居着くわけだし。それとは別に頼みたい事がある。グリラの足取りを掴んで欲しい」

「情報だけでよろしければ」

「ああ。下手に近づこうとはしないでくれ。さしあたっての代金は、これで」

 テューイは王宮から落ち延びる際にかすめておいたいくつかの宝石をツンブラに手渡し、ツンブラは手の中の感触だけで渡された物の価値を推し量ると、お辞儀して言った。

「確かにお受け取りしました。今後とも、ご贔屓に」

「頼んだ」

「頼まれました。それで、エミリー様は何かございますか?」

「あの、ね、ちょっと、いいかしら・・・?」

 エミリーは、ツンブラの袖口を引いてさらにテューイとイングレスから離れようとしたが、イングレスは素早くエミリーの前にひざまずき、彼女をうやうやしく見上げて提言した。

「皆まで言われずとも、淑女の方のご要望なら、このしもべが何でも揃えてご覧に入れます。夜会用の衣装がご入り用になる日は未だ遠くとも、エミリー様にふさわしい普段着その他諸々を揃えて参ります!」

「あの、ね、気持ちはありがたいんだけど、本当に、普通の町娘とか農家の娘とかが着るようなので構わないんだからね?むしろ、その、内側に着るようなものとかタオルみたいのとか毛布とか、そういった何気ない物が足りてないから」

「代金は先ほどテューイ殿から受け取ったもので十分に足りております。定期的に様子を見に参りますので、新たにご入り用になった物がありましたら、その都度お伝え下さい」

「ありがとう。今は、これだけしか言えないけれど」

「もったいなきお言葉、痛みいります」

「でもほんと、気をつけてくれよ。大荷物積んだ荷馬車が定期的にトウイッチの森を訪れてるなんて知れたら、グリラじゃなくとも他の誰に狙われたり目を付けられてもおかしくないからな」

「回帰教の方々も混じられてますからね。そこはうまく誤魔化しますのでお任せを」

「くれぐれも、気を付けて下さいね」

「ここに残していくのがあのファボというのが頼りなくもありますが、あれはあれで誠実ではあるでしょうから、多少の不出来は見逃して頂ければ幸いです」

「ファボ、いえ、ファボールさんでしたね。彼は彼でもう何度もその命を危険にさらしてくれました。感謝していますよ」

「誉められれば必要以上に増長しますから、お気をつけて」

「承知しています」

 くすりとエミリーとイングレスとツンブラが微笑を交わし、そうして商人達はファボとも三人だけでいくらか言葉を交わしてから森の外へと去っていった。

 彼らが買い付けた農作物などは森の入り口に置いていくようテューイが指示し、エミリーは彼女の存在についてはくれぐれも秘匿するよう念を押した。彼らの父親には立場上隠せないとしても。


 テューイとエミリーがザギ達のもとへと戻ると、テューイもザギもどちらからともなく修行を開始しようとしたが、アビエトが先んじた。

「大事な、これ以上は無いくらいの大事なお話があります。皆さんというか、トウイッチに指名された以上私もその中に含まれますけど、私達全員の今後を左右するお話ですから、それぞれ動き出す前に済ませておきましょう」

「どんな話なんだよ?」

「えーと、そしたらグルル達は聞かない方が良いよね?」

「ふざけるな!いつまで俺たちのけ者にする気だ?」

「そうだそうだ、俺たちにも聞かせろガウ!」

「ビブ様、私達も聞きます!だって、それがお母さんの敵を討つ話にもつながってるんでしょ?」

「お前達・・・。そうは言ってもな、聞いたら命が危ないんだ。あのグリラに狙われる以上の絶対の危機が訪れるんだ」

「そういった辺りの話を含みます。構いません。その子達がここにいたままでも話は出来ます。何故なら、私達回帰教の関係者が長い年月をかけてその危険から身を守る術を編み出しているからです。ただし、細心の注意を払い、その禁止事項を守らなければ、ここにいる誰もが即座に死ぬ可能性をはらみますが。それでもよろしいですか?」

 アビエトは主にコボルトの子供達に向かって問いかけたが、彼らはただはっきりとうなずいて見せた。

「まず私達回帰教という存在について簡単に説明しておく必要があります。ラヌカル、お願い」

「わかりました、アビエト。回帰教リターネル、その根本は、この世界を一瞬で創造され、その後いつしか去ってしまわれた創造主を呼び戻そうとする人々の集まりです」

「てことはトウイッチと同じ事をしようとしてるのか?」

「そうですが、私達がやっているのはそれだけではありません。教典を編む事も非常に重要な使命とされています」

「教典を編むってどういう事?」

「創造主は、直接に、その被造物たる存在達と触れあおうとはしませんでした。例外は、この世界の後を託された<管理者>と、創造主の飼い犬でもあったトウイッチだけ。そして<管理者>もまた、この世界に生きる被造物達と直接接する事は、ほぼ、ありません。これがどういう事態を起こしたかというと」

「情報不足。ぼく達は創造主について、何も知らないし、判らないってことなんだね」

「そうです。なぜこの世界やそこに住まう無数の生命を造られたのか。そしてなぜ去ってしまい、戻ってこられないのか。そういった全ての事柄が全くの不明だったのです」

「そっか。落ちが読めたぞ。トウイッチが例外なんだな」

「ご名答です、ザギさん。しかしトウイッチの気まぐれぶりは有名ですし、いつでもどこにでも転移していってしまいますし、御身が体験されてきた非常に非情な出来事の数々を思えば、時には最たる当事者であった回帰教をトウイッチ様が忌避されるのも当然の事です」

「えーと、つまり、トウイッチの言葉を拾い集めて教典を編もうとしてるの?」

「半分は、そうです。しかし各地に残る些細な言葉をいくら拾集してもいまだ大した文量にはなっていません。トウイッチ様が人と接触する事を避けられていますから」

「それで、残り半分が、そうか。<管理者>に対する考察なのか」

「<管理者>だけでなく、創造主や、創造主がこの世界を去ってしまった理由その他諸々、この世界の真実に関する考察です」

「だけど、直接トウイッチにも管理者にも真偽を問えないのなら、どうやってそれが正しいのか確認できるの?」

「暗号や符号、割文字、そして暗喩を駆使しながら考察を進め、本当にそうなのかどうか検証する際にはそのままを口にしたり書いたりしたのです」

「それって、命賭けってか、何人も死んだんじゃないのか?」

「何人どころではない数が命を捧げてきましたが、そうやって殉教してきた者達の犠牲の上に、教典は編まれてきたのです」

「暗喩とかで回避できるって事は、あれとかそれとかそんな風に言い回すだけでいいの?」

「基本的にはそうです。<管理者>がどうやって被造物達の言動を確かめているのかと言えば、言った言葉や書いた文字が大本にあるようで、思考の内側までは問題にされないようですから」

 ビブはここでも異なる視点からの疑問を感じたが、この場では口にしない事を選んだ。

「<管理者>と<最悪の災厄>の関連性についても、回帰教設立のかなり早い時期から研究されてきました。単なる天候不順や地震や竜巻や津波といった天災とはあからさまに違う災厄をなぜ管理者が放置しておくのか。幾通りもの推論が提出され、それらはやがて殉教という手段により精査を受け、私達は一歩ずつ真実へと近づいていったのです」

「もったいぶらないで、その答えってのを早く教えろよ」

「焦らないで下さい。先ずは我々の間で安全が確認されている暗喩を徹底するところからです。守れなければこの可愛らしいコボルトのお子さん達もあなた方も全員即座に死ぬかも知れないのですよ?」

「分かったよ。じゃあそっちから教えろよ」

「では一番重要な二つだけから。<管理者>の事は、あれ。<最悪の災厄>の事は、それ。ここで大切なのは、適当な呼び名をつけて会話したり書いたりしても、<管理者>による記録ログ検索を免れないという事です。そうして失われてしまった資料も命も数え切れないくらいですから」

あれ(<管理者>)、と、それ(<最悪の災厄>)、って何だか話し辛いな」

「回帰教徒の間では、互いに口を塞いだまま、割文字を砂盆に書いて会話したりもしますが、文字が読めない方もいるでしょうし、慣れも必要ですからこの場では適当ではないでしょう」

「まだるっこしいけど、グルル達をグリラとかの殺すリストに載せない為には仕方ないか。んでよ、その、あれ(<管理者> )それ(<最悪の災厄> )の関係って結局なんなんだ?」

あれ(<管理者> )、が直接には他の被造物とは接触できない制限を回避する為に生み出されたのが、それ(<最悪の災厄> )、であったようです」

「分身みたいな存在?」

「表裏というか、映し身というか。その手足とも解釈できますしね」

「でも、別個の存在ではない?」

「そこはまだ研究が進められている段階です」

「てかさ、そしたらグリラはどうやって、あれ(<管理者> )それ(<最悪の災厄> )のどっちと契約したんだよ?」

「良い質問ですね。彼女はかつて回帰教の内側に身を置いていたこともありました。癒し手(ヒーラー)としての禁術を極める為と、あれ(<管理者> )それ(<最悪の災厄> )の契約者となる方法を探る為に」

 アビエトの言葉に、テューイは頭を抱えてうつむいてこぼした。

「やっぱり、そうだったのか」

「知らなかったのかよ」

「あいつも自分に都合の悪い情報まで全て明らかにしてる訳じゃないからな」

「えっと、ちょっと待って。そしたら、サラ様がどうして殺されたのか、そこにどうグリラが関わっていたのか、あなた達には分かるの?」

「おおよそは。サラ王女からは、幾度か書簡にて回帰教に質問を頂いていましたから」

「待って!そしたらサラだって、回帰教がどうやって真実ににじり寄っていってるのか、知ってた筈じゃないの?誰もがその賢さを称えてるようなサラが、うっかりモーマニーにそのまま真実を伝えてしまって二人とも殺されるようなへまをしたなんて思えないよ!」

 ビブの推測には、少し考え込んだエミリーが答えた。

「グリラは戦士団の中でも、隠密や諜報、暗殺者に対する防御を担ってたりした。だから、いつでもモーマニー様やサラ様のお側に、その当人達にすら気付かれずに近付けた。だから、グリラがしたことは、告げ口だったんじゃないのかな・・・?」

「なるほど、ね。その契約者から暗喩の真意を伝えられて、いろいろ彼女が書きおいて物とか調べられたりしたら、暗喩や暗号が防御策として機能しなかった訳か」

「でもよ。そしたら回帰教の教典てのだって、真っ先に標的にされてないとおかしくないか?」

「その指摘は正しいですよ。だから紙や石版といった物に書き記されてはいません。ほぼ全て、各々(おのおの)の頭の中に口伝で伝え残されていっています」

 回帰教徒以外の面々は驚いたが、ビブが次の質問をつなげた。

「その口伝を伝える時も、記憶する時の変換にもコツみたいのがあるんだろうけど、今重要なのはそこじゃない。今後グリラはどうにか倒せると思う。その後一番の鍵になるのはそれ(<最悪の災厄> )をどうするかでしょ。だからグリラがどうやってその契約者になったかが判れば、あれ(<管理者> )それ(<最悪の災厄> )に対してどう働きかけられるかも糸口が掴めるんじゃないの?」

「それは、この場では明かせません。何故なら、回帰教の中でもそれを知る事が出来るのは極々限られている、禁忌中の禁忌の情報だからです」

「ん~、まぁそうでもしないと大変な事になっちゃうのは分かるけど」

「グリラは手段を選ばずにその秘密を暴いて、そして教壇から去ったんだね」

「そうです。追っ手もかけましたが、彼らはグリラに殺された最初の犠牲者達となりました。彼女はその後最も危険な存在となってしまい、回帰教は彼女と関わった過去を闇に葬りました」

「グリラも言い触らさなかったしな」

「ちなみに、テューイはどうやってトウイッチの契約者になったの?」

「ある時偶然出会って話をもちかけられた。戦士としてそこそこ名前が知られてた頃だから、偶然では無かったかも知れないが」

「あんま参考にならないな」

「それで、あれ(<管理者> )にアクセスする方法は明かせないけど、今後を左右する重大な話ってのは、グリラが回帰教と関わってたってだけ?」

「いいえ。これは普通に口にしても何も起こらない事が回帰教の中で確認されているものの、真偽が確かめられていないという事にもなりますが、本来は禁忌中の禁忌の情報です。ですので、ここではビブさん。あなただけにお伝えしておきましょう」

 方々から非難の声が上がったが、アビエトもビブも気にせず、二人は皆から離れた所でしゃがみこみ、アビエトは枯れ枝を拾い上げて地面に文字の上半分を、少し間を空けて、そこには文字の下半分を書き、そしてすぐに消してしまった。

「伝わりましたか?」

「はい。でも、これは確かに、皆には伝えないでおいた方が良さそうですね」

「ええ。この問題に向き合うのは、グリラを倒した後です。しかしそれ( <最悪の災厄>)がその直後に現れる可能性もゼロではありませんから、考察と準備は同時に進めておかなければなりません」

「です、ね。がんばりましょうね、アビエトさん」

「ええ。私は私の友達トウイッチと再会する為に、あなたはあなたの大切な方々を守る為に」

 ビブはアビエトの言葉に引っかかりを感じながらも、先ほど彼女が地面に書いてすぐに消した分割文字の内容を反芻して記憶に刻み込んだ。

 第一の禁忌:世界は複数存在する。

 第二の禁忌:創造主が戻らないままだと、この世界はいずれ崩壊する。

 第三の禁忌:トウイッチが創造主の飼い犬として創られたように、<管理者>はかつて創造主の恋人として創られた。


2015/11/19 ブラウザの種類によってはルビが正しく表示されない場合があります。その場合、あれ、の後ろに《 》がついていれば、その中身は<管理者>です。それ、の後ろに《 》がついていれば、その中身は<最悪の災厄>です。


 ちょっと情報展開が続いていますね。活劇ぽいのメインに書こうと思ってたのに・・・。たぶん、次こそは・・・!w

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