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第十章 前哨

 翌日、弱くない雨の降りしきる中、ザギは訓練を休もうとするファボを反省部屋から追い出して、扉の鍵もかけてしまった。

「風邪引いたらどうするんですかしかもいざ本当に何か誰かが襲ってきた時熱出して寝込んでたら!?」

「相手が喜ぶだろうけど、相手が雨の時を避けて襲ってきてくれると思うのか?」

「炎の魔法使いなら、わざわざ雨の日を選ぶ事も無いと思いますけど」

「そう俺達が思い込んでくれるなら、選ぶかも知れないよな」

 そう言われるとファボも強くは言い返せなかった。

「まぁ、二人ともほどほどにね。フーメルさん、時々立ち寄って二人が無理してるようなら止めてあげて下さい」

「分かりました、リーさん」

 フーメルは大きな葉を何枚も縫い重ねた傘をさしていたが、ザギとファボはもちろんずぶ濡れで、彼らを置いていこうとするエミリーとビブをファボは未練がましく引き留めようとした。

「リー様が見ててくれないと本気が出ないなぁ。雨降ってる事でさらに実力は低下するし」

「じゃあそんな実力を少しでも底上げしておきなさいよ」

「リー様に見てもらえない実力なんて必要無いとぼくはぼくは断言してみる!」

「めんどくさいうざウザねぇ。いいわ。十本勝負で四本取れたら、手を握ってあげる」

「も、もう一声!」

「『よくがんばったわね』って声もかけてあげる」

「そこに、さすが私の憧れの戦士様!も付けて」

「あのね。私はあのテューイに付いててもらったのよ?彼くらいとは言わないけど、私が憧れるとしたら、ザギ程度の相手には目をつぶってても勝てるくらいの人でしょうね」

「ひ、ひどい!厳しい・・・でもそこが!」

「まー、クルトのおっさんよかずっと強いテューイって奴なら確かにそんくらいやってくれそうだよな。わくわくするぜ!さ、ファボ、始めんぞ!」

「あーい。リー様、せめて最初の一本くらいは見てって下さいよ!」

「はいはいわかったわかった」

「なんかちょー面倒臭げで興味無さげ!?」

「そう思うんだったらもうちょっと上達しなさいな。いつまた襲撃があるか分からないんだから」

 エミリーにそう諭され、それも確かにそうだとファボはザギに向かいあい、二人は打ち合い始めた。

 最近ザギは防御に重きを置いている。ファボの打撃の重みを受け流す訓練をしているからで、今日のようにぬかるんだ足下というのは貴重な経験値をもたらしてくれるとザギは期待していた。

 クルトとの稽古の後、武器を組み合っている状態であれば、ザギは自分の重みと相手の重みを相手の武器に載せる事に成功しつつあった。ただし、そのタイミングを読まれると、二人分の体重が乗った武器がザギに落ちてくるようにファボも対処しつつあり、ザギは次にどうしたら一番良いのか試行錯誤し始めていた。

 盾を使わないファボはそもそも鍔迫り合いの機会を減らし、突きを主体にザギに重みを移されないように工夫していた。フェイントの突きも混ざるので、時々剣先を払おうとしたザギのハンマーがすっぽ抜けてあらぬ方向に飛んでいったり、逆に足下に落として足の甲を直撃しかける事が何度もあった。

 その度にファボに好機を与えながらも何とか一本を取られずに済んでいたのは、ザギの動態視力と反射神経の良さ故だった。

「ザギ様、せめて久しぶりに一本くらい取らせて下さいよ!」

「やだね!チャンスならさっきから何度もあげてるじゃん!」

「その度にお預けされてますけど、っね!」

 ザギがハンマーを取り落とし、ファボが突くと見せかけてハンマーを拾おうとするザギの頭上から鋭く降り下ろした一撃を、ザギはファボの足下に転がり込む事で強引に避けた。

 ザギは泥に頭から突っ込んで前転しつつハンマーを握り、立ち上がり様にファボのかかとをハンマーで打ち付けた。

「ぷぎゃああぁあっ!?」

 ファボが尻餅をついて叫び、踵を手でさすり始めて、この一本がザギの勝ちに終わると、ビブは言った。

「じゃあ、ぼく達行くね、ザギ」

「おう、気をつけてな、ビブ」

「そっちこそ、あまりファボを痛めつけすぎないようにね」

「試そうとしてる事がうまくいかねーんだよなまだ」

「それじゃまた後でね。ぱしり一号と二号」

「あああ、リー様にまた良い所見せられなかったぁぁ」


 ザギ達を後に残して離れると、エミリーはビブに尋ねた。

「ザギは、武器を打ち合わせた瞬間に相手の武器から重みを奪い取って宙へ打ち返すとかやりたいみたいだけど」

「まだまだかかりそうだよね。あの様子じゃ」

「そうね」

 ビブは猪の皮製の合羽かっぱを羽織っていたが、なにも雨具を身につけていなくても雨を完全に頭上で弾いているエミリーの魔法に改めて感嘆のため息を漏らした。

「改めて見てもすごいよね、それ」

「初歩的な物よ。ビブ君の上にもかざしてあげようか?」

「範囲広げると負担も余計にかかるんでしょ?」

「まぁね。でも今はその負担に耐えられるように私も自分自身を鍛えてるとこなんだし」

「気持ちだけもらっておくよ。こないだみたく不意を突くんでない限り、あの炎の魔法使いと対峙できるのはリーだけだし、ぼくがそこにいたらリーの負担にしかならないだろうから」

「敵も、そこを突いてくるよね、たぶん」

「ぼくが敵だったらそうするよ。ぼくやザギを人質に取るとか、シンプルだけどリーには効きそうだもんね」

「出来る事がゼロになるわけじゃないけど、覚悟はしておくわ」

「そうだね。その方がいいとぼくも思うし、だからこそ今向かっている薬草の効能が鍵になるかも知れないんだし」

雨降あめふらし草だっけ」

「うん。雨の降る日にしか花を開かないから見つけにくいんだけどね。前にトウイッチから雨が降った日には見回って採取しておくように位置を教えてもらってたから」

「本当にビブ君て賢いわね。人間の十歳の子供と比べたら、君のが絶対賢いと思う」

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、ぼくもザギもトウイッチの知恵の実を食べさせられてるからね」

 ざああああと雨が頭上の枝葉を叩き続け、ビブとエミリーがぬかるむ地面でじゅぐじゅぐと足音を立て、雨に濡れた草木が放つ濃厚な香りが辺りを満たす中で、立ち止まったエミリーは叫んだ。

「知恵の実って、あの知恵の実!?」

「ううん。トウイッチがただの犬から今みたいな存在になった時に、その飼い主から与えられたのと同じ物じゃないよ。トウイッチがその実を模して作ってみた物って言ってた」

「そうなんだ。びっくりしたー!」

「だから、ぼくもザギも言い触らしたりはしてないよ。この世界の創造主の元飼い犬で、<奇跡を生み出す者>となったトウイッチがそんな物まで作ってるとか知れたら、ぼくもザギも放っておかれそうにないからね」

「トウイッチは、もしかして・・・」

「そうだよ。この世界からいなくなってしまった飼い主を呼び戻そうともしているけど、トウイッチと同じ境遇の誰かも生み出したかったんだって」

「君とザギは、その実験台なんだね」

「そういう事。あ、ほら、そろそろ着いたみたい」

 森が開け、沼が点在している場所に出ると、水際に水中から伸びた茎に薄蒼色の花が咲いていた。

「わ、水中花なんだ!」

 驚きに集中が乱れたせいか、雨が髪を濡らした事に気が付いたエミリーは、再び頭上に空気の傘を張り直した。

「そう。咲いた状態のまま、咲いてた環境の水の中に漬けておけば十日から二週間くらいは保つみたい」

「それで、雨降草の花ってどう使うの?」

 ビブは、背負い鞄の中から何本もの長いガラス管を取り出し、花の上に水ごと被せながら、水中で茎を切り、栓をして引き上げながら答えた。

「なんかね。持ってるだけで、花が咲いてる状態で保っておくだけでいいみたい」

 頭上の空気の傘を十分に気にしている筈なのに、雨が時折通り抜けてくる事をエミリーは不思議に思っていたが、ビブの答えでその謎は解明された。

「魔法の行使に必要な元素オルガの集積を乱すんだって。雨降草は水中花だから、特に炎の元素の集積を邪魔してくれるんじゃないかって、トウイッチはそう言ってた」

「なるほど、炎じゃなくても私の空気の傘に穴開けてくれてたのはこの花達の仕業なのね。火玉ファイアボールの魔法を打ち消してくれるかどうかは試せないけど、お守りくらいにはなりそうね」

「栓を抜いて中の水ごと投げつければ、その一度で終わりだけど出来るかも」

「良い事を聞いたわ。私自身の魔法の訓練にもなるでしょうし」

「その花の瓶を身につけながら魔法を使えるかどうか?」

「それじゃ弱いわね。少なくとも、私ともう一人の誰か、例えば二人が同時に標的にされたとして、二人を同時に守りきれないと」

「それじゃ長続きしないんじゃない?」

「がんばっても十分も保たないかもだけど、試しておいて無駄になるとは思わないわ。ビブ君、付き合ってもらうわよ」

「了解。ぼくも、リーに何が出来て何が出来ないか知っておけば、何を組み合わせて使うのか最適な答えが出せるだろし」

「よし、まずは二人の上に空気の傘を展開しながら、私は沼の上に浮いてみる。そしてその状態をなるべく長く保つ。それも平気になってきたら、ビブ君にだんだん離れてもらって、それでも魔法を維持できるようにがんばる」

「えーと、いきなり飛躍しすぎてる感じするから、二つの事が上手くいったら三つ目って感じで進めていこうね?」

「もちろんよ」

 ビブの上にも空気の傘を展開する事は、特にリーの側であれば簡単に出来たので、リーは自分にかかる重力を緩和して地面から浮く魔法も使ったが、雨降草の瓶を身につけている状態では何度も足が地面に着いてしまった。

「瓶を外してる状態で練習し始めた方が良いんじゃないの?」

「ううん。制約が無ければ普通に出来ちゃうだけだから。さ、水面に移動して、って・・ぷわあっ!?」

「言わんこっちゃない!、リー、手につかまって!」

 リーは、ビブと自分の頭上に空気の傘を展開したまま、自分は浮いた状態で沼の水面の上に移動したものの、三秒も経たない内に水中へと落下してしまった。

「ありがと、でも、大丈夫。やる事が四つだと私の負荷を越えてしまうみたいね。三つに絞ってみるわ」

 リーはまず自分の体を沼の水面に浮かせてから、空気の傘を二枚張り直した。

「さ、ビブ君、少しずつ離れてみて。空気の傘から雨漏りしたら教えてね」

「了解。でも、リーが風邪引きそうになったら戻るからね?」

「そうね。さっきのザギ達じゃないけど、襲撃があった時に寝込んでたら間抜けすぎるものね」

「うん。それじゃ、一歩ずつ離れてみるよ」

 リーの空気の傘は、ビブが2メートルくらいであればまだ維持できたが、それ以上離れるにつれて雨漏りがひどくなり、それはビブと自分の両方で起こり、ともすると水中に再び落下しそうになりながら、エミリーは特訓を続けた。

 ビブが切り上げを指示して引き上げるまでに、エミリーは都合三回水中に落下したが、二人が得た収穫も多かった。

「瓶を身につけている状態で、互いに展開できる魔法が完全なのは3メートル以内。身につけていなければその倍くらい」

「同時に使ってる魔法の数が少なければまだ距離は伸ばせると思うけど」

「いや、視界があまり効かない森の中で戦うなら十分じゃないかな。最悪、ぼくとザギとグーゴルルさんとフーメルさんとリー自身を同時に守ってもらわないといけないかも知れないんだし」

「相手が何人で攻めてくるかにもよるけど、大人数を一斉に守るなら固まってないと難しいでしょうね」

「そしたらさ、ぼくとリーは一緒に行動した方が楽だし、選択肢も増えるんじゃないかな」

「そうね、いろいろ検討してみましょう。でも今はそれよりも熱いお風呂入って乾いた服に着替えたいわ!」

「んー、お風呂か。無い事も無いかもだけど、リーが想像してるのとは違うかもよ?」

「あの薫製器の内側に放り込まれるとかって言うんじゃなければ、是非とも試してみたいわ」

「ま、帰ってから見てもらうよ。トウイッチは綺麗好きだけど、お風呂好きってわけじゃないから」


 何だか頼りないビブの回答を聞きながらエミリーが震えてくしゃみをしていた頃、グリラとガルドゥムはトウイッチの森の外周の探索を終え、どうことを始めるか相談していた。

「あなたから話のあったゴブリン女王候補プリンセスの巣、やっぱりあれを使うのが最善ね」

「しかしあの位置からいって、何かあればすぐにトウイッチの森へ逃げられて警報を出されてしまうでしょうが」

「どうせ見張りに何匹かは外に立ってるでしょうから、そいつらを殺してトウイッチの森に追い込んであげれば十分だわ。あのギルマスから殺す前に聞いた話では、あなた達を撃退したのは、エミリーと、二匹のゴブリン、二匹のコボルト。空気というか重力の魔法使いと、戦士、薬物使い、狩人、ドルイドといったところね」

「太った人間の戦士もいましたけどね」

「人質には向いてるでしょうけど、出てきたらあっさり殺してしまってもかまわないわ。大事なターゲットは、エミリーと、ゴブリンの二匹だけ」

「どうしてそう言い切れるんです?」

「エミリーに関して追加の説明は不要ね。彼女は傷つけてはいけない約束になってるの。<穀潰し>も譲ってもらわないといけないし。ゴブリンの方はね、トウイッチの実験に使われてるだろうからよ。ゴブリン女王クイーンの香りに抵抗出来るオスだなんて、普通はいない筈の存在だもの」

「エミリー嬢はあなたの予約済みらしいですから、ぼくは指示された通りに動きますけど、わざわざ雨の日を選んだのは何故です?確かに炎の魔法の威力はわずかに落ちますけど、使えなくなるわけでもありません」

「それでもね、炎の魔法使いが雨の日を選んで攻めてくるわけがない、と普通は思いたいでしょう?裏をかいてくるかも知れないと頭では考えたとしても」

「そうですね。では、始めますか?」

「ええ。あなたはトウイッチの森の入り口を見張っててくれればいい。ゴブリン女王候補プリンセスの巣を突ついたら、私も合流するから」

「森には入り込めるのですか?」

「それは運次第ね。でもあなた達がこないだ火遊びしてもトウイッチは現れなかったのなら、まだ結界は緩んだままかも」

「運任せですね」

「結界が万全なら、警報は飛んで私は弾き出されてそれでおしまいなだけ。相手に余分な機会を与えるだけ無駄よ」


 そうして二人は別れ、グリラはゴブリン女王候補の洞窟へと向かった。

 ただし、グリラもガルドゥムも、イージャの生まれ持った特殊能力の事までは知らなかった。

 グリラが雨に紛れて接近し、樹上で警戒していたゴブリンには気付かれぬままに紐を結んだ刃で死角から音も無く殺しても、それが巣の中にいたイージャに瞬時に伝わるものだとは想像できなかった。

 イージャは、ルルベが切られたのと同じ首筋ばしょをさすりながら、近くに控えていたウルベとエルベに告げた。

「敵襲じゃ。ルルベが殺された。敵は先日の炎の魔法使いではない。焼かれたような感触は無かった。視野外から一瞬で切られたようじゃ」

「では、他の二匹はここには戻さず散らし、エルベとイージャ様はザギ殿のもとへ」

「無茶はするなや。そなたをまだ失う訳にはいかぬ」

「あの仕掛けで相手を足止めしたらすぐに後を追います。お急ぎ下さい」

 イージャが一瞬目をつむって、外にいる他の二匹へ情報は伝わったと見たウルベは剣を抜き、洞窟の入り口正面のホールから奥へと続く通路を塞ぐように立って、イージャを抱えたエルベの足音が背後に遠去かるのを聞きながら、洞窟入り口から堂々と姿を現したグリラと対峙した。

「あら、あなた一匹しかいないの?」

「どうだかな。お前が誰を探しているかにもよるんじゃないのか?」

「ふーん。待ちかまえてたみたいだし、もう女王候補には逃げられちゃったみたいね。どうしようかな、あなたと遊んであげても私としては構わないんだけど」

「お前は、あの炎の魔法使いと組んでいるのか?」

「だとしたら、どうするの?」

「お前をここで倒しておいた方が良さそうだが、残念ながら、お前の方が強そうだ」

「じゃあ、どうするの?」

「逃げる」

「どうせまた後で会うわよ?」

「だとしてもだ」

 ウルベは、本当は、相手が洞窟に踏み込んできて、なるべく時間を稼いでから通路に逃げ込み通路の天井を崩落させる仕掛けを作動させるつもりだったが、グリラが放つ不穏さは、そんな駆け引きが成立するようには到底思えなかった。ウルベが身を翻し、奥へと駆け出す前に、入り口からウルベまでの距離を一瞬でゼロにされて首を落とされる確信があった。

 ウルベはグリラから視線を外さずに、一歩、また一歩と後じさり、罠を発動させる杭を抜いて通路の天井を崩落させた。

 グリラは、ウルベとの視線が途切れるまで入り口に佇み、完全に通路が埋まる直前に身を翻してウルベに言った。

「また後で会いましょうね。楽しみにしておくわ」

 ウルベはその場では答えず、通路が完全に埋まってから言い捨てた。

「死に神に会いたがる奴がいるわけが無かろう。しかし見逃してくれるわけも無さそうだ」

 ウルベは光刺さぬ通路を、先に逃げたエルベとイージャの後を追い始めた。

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