相撲レスラー
勝は教室に戻ってきた。
宮里が教壇の上にたちクラスみんなにこう告げた。
宮里「おい!おめーら今日から井原勝がここの番長で、俺がここの副番だ、文句ある奴はまぇにでろ」
井原「!??!?えっ?」
クラス中がヤジの嵐状態だ
生徒1「なんでこんなチビがここの番長なんだよ、ふっ!」
生徒1は宮里のパンチで吹き飛んだ、
気をうしなって血をふいていた。
井原「なっなにするんだよ宮里君!」
宮里「他に文句あるやつは?」
クラスが黙り込む。
宮里「伊原はな、俺のパンチなんか一回も当たらないんだよ、先に折れた俺のまけなんだよ、文句あるやつは俺のパンチをよれるか?あぁ」
伊原「でも番長じゃなくて宮里君が番長のままでいいじゃない?急にそんなこと…」
宮里「おめーいや。伊原さんはあの三組の新之助さんを倒したことあんだろう、俺は新之助にかったことないんだよ、伊原さんも弱いふりしないでやっちゃいましょ」
勝は思い出した、喧嘩にかったって小学校のときに
僕の大切なフギィアを壊したから泣きながら
叩いただけなのに
話がどんどんでかくなっていた
今なんか二秒ももたない。
宮里「おめーら、伊原さんがいるからよ、五組から一気に天下にのし上がってやろうぜ」
クラス「おぉ!・!」
伊原は五組のトップになってしまった。
昼休み、伊原はお昼を買いに売店にいっていた、
伊原「はぁー、、。なんでこうなっちゃうんだろ、ほんとにいく学校間違えたよ…最悪っ、」
中馬「いった、!てめぇー、おいぶつかってあやまらんのかよ」
伊原「あっすみません…ごめんなさい」
伊原がぶつかったのは二年一組の副番中馬だった。
中馬「おまえ、見ねー顔だな?転校生か?どこのクラスだ、あぁ?」
伊原「いや、あの、すっすいません」
宮里「中馬ー」
中馬「あ?」
宮里「てめぇー、なにうちの番長にからんでんだよあぁ!?」
中馬「はぁ?(笑)こいつが五組の番長?つかこんなチビにまけたんかよ(笑)、なぁー宮里」
宮里「わるいかよ、ぁ!?別に今ここで貴様をつぶしてもいいんだぞ」
宮里が中馬の胸ぐらをつかんだ
伊原「ちょっと、宮里君!やめよーよ」
勝がとめに入ろうとしたが足がつまずいてしまい
前にあった掃除箱にあたり、その掃除箱が
中馬達に倒れてきて二人とも潰れてしまった
伊原「み、宮里君大丈夫?」
反応がない、しかし急に掃除箱がもちあがり
そこには中馬が立ち上がったのだ。
中馬「きっ貴様、不意打ちとかきたねぇーな、
俺の相撲レスラーパワーを見せてやる、おまえ、なんか一握りだよ」
宮里は気絶していて、勝一人になった、
伊原「やっやばいやられる」
中馬が掃除箱をもちあげたまま勝に今すぐにも投げつけてくる勢いだ。
中馬「しねぇー!!」
浜村「中馬…なにをしている」
中馬「は、浜村さん」
浜村が中馬の手首を握り中馬の動きがとまった。
浜村「おまえ、今日一年狩りのはずだが、なに無駄なことしてんだよ、」
中馬「いや、これにはわけが」
浜村「俺の言うことが聞けないんか?あ、中馬?」
中馬が急に大人しくなり、掃除箱をおき、去っていった
浜村「おまえ、が伊原勝か」
伊原「なんで。ぼくの名前をしってるんですか」
浜村「風の噂だ、おまえが五組の頭なんだよな、ちかじか潰しにいくから勝負はそのときな」
伊原「なんでだよ、助けてくれたのは嬉しいけどなんでまた喧嘩なんだよ、」
浜村「そんな理由がほしいか?理由はただの暇つぶしだ、またな」
浜村が去っていった、
太一「伊原さーん」
岩永が走ってきた。
太一「宮里さん、どうしたんすか!宮里さん!?」
宮里「うぅー」
太一「どうしたんすか!伊原さん説明してくれよ、誰にやられたんだよ」
伊原「実は僕が掃除箱を倒して下敷きに……」
太一「はぁーふざけんなよ、おまえが」
太一が伊原に殴りかかりそうになると、
宮里「太一!やめろ…」
太一「宮里さん、大丈夫すか?」
宮里「伊原さん、ありがとな」
伊原「えっ?」
太一「どういうことだよ」
宮里「伊原さんは俺を助けてくれたんだ、あのとき俺は中馬の胸ぐらをつかんでいたんだが、中馬はその手を潰す行きよいで握っていた。あいつはすげー馬鹿力だった。伊原さんが、不意に助けてくれなかったら俺は骨折していた」
太一「伊原さんすいません、うたがってしまって、」
勝は幸運で人も助けたのであった
しかし、ちかじか一組の浜村、怪力の中馬と
戦争になるとはだれも予想していなかった