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視力0.1  作者: 文月 悠
3/3

葵、19歳 フリーター3

「だから春くん、肌荒れしてるの?」

「いや、見えてる知ってる。」


春(本名=春行)は付き合って3年の私の恋人。

歳上で、会社員2年目。


出会った頃はお互い学生だったのに、

今じゃあっという間に社会人カップルになってしまった。


「そろそろ時間かぁー」


日曜日。

世間一般は休日かもしれないけど、

年中休日のフリーターには関係ない。


むしろ、だからこそ働き時。

手提げかばんにつめたバイト先の制服と、

バイト上がったら食べるお菓子を持って、

いざ出勤。


免許は持ってるけど、車がないから自転車。

時々、春の車を運転させてもらうくらいで、

ほとんど効力を発揮してない。


「ま、時代はエコだしねっ」


自転車を漕ぐ。

家から10分くらいの居酒屋チェーン店。


もう2年目になって、居心地もかなりいい。

私の、第2のホーム。





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