ハジマリ。
処女作です。まだまだ未熟者ですが、読んで頂けると幸いです。
朝。俺はいつもと同じように規則正しい目覚ましの電子音によって目を覚ます。目をこすりながら周りを見渡すと、いつもと同じ簡素な俺の部屋。
勉強机、ベット、本棚、パソコンなど、必要最低限のものしか置いていない。再度時計を確認すると、午前6時半。まだ登校までには時間があった。
「よし、寝よう。」
一大決心をして布団をかぶり、夢の世界へ旅立とうとするとある違和感を覚えた。
体が動かないのだ。主に下半身を動かそうとしても動かない。
もしや、金縛り!?
即座に頭を振る。金縛りなんてありえない。俺は元々神様や幽霊の類は信じないし。それとも、足がつったのだろうか? にしては痛みが感じられない。
もう一度動かそうとする。すると、
「んっ・・・。」
ぎゅっと締め上げられた。
締め上げられた?
・・・・・・・・・・
嫌な予感がして思いっきり布団をめくった。
「すぅ・・・すぅ・・・」
そこには、俺に抱きついて寝ている幼馴染の姿があった。
なんにせよ小説は初めてのことなので上手いという保障はこれっっぽちもありません。自虐的でなんですが(笑)。
ちまちま頑張っていこうと思います。