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報われぬ者達の王  作者: 星風 夜海
1章 勇者誕生編(改訂版)
5/6

4話 座学その2「せいれいさんと いっしょ!」

 

 ”むかしむかし でいず という おじいさんがいました”


 ”もりのなかで おじいさんは ちいさなふわふわを みつけました”


 ”ふわふわは いっぱいいて おじいさんの ちかくにきました”


 ”そのふわふわを、おじいさんは せいれい とよびました”


 ”おじいさんは はうぜんおうこくに せいれいさんを おともだちとして つれてきました”


 ”せいれいさんは、わたしたちのことが だいすきです”


 ”せいれいさんには おとこのこと おんなのこが います”


 ”くろい せいれいさんは いたずらがすきです”


 ”しろい せいれいさんは やさしいです”


 ”ひとがこまっていたら たすけてくれます”


 ”ひとと せいれいさんは いっしょにくらしていました”


 ”ですが もりのおくから まおう とよばれる こわいものが でてきました”


 ”まおうは まもの とよばれる こわいどうぶつを たくさんつれていました”


 ”おうこくの きたに まおうはすみはじめました”


 ”さらに りゅう とよばれる つばさのはえた おおきなへびも ちかくにすんだのです”


 ”せいれいさんは こわがって そのときから すがたを みせなくなりました”


 ”ひとも せいれいさんも みんながこわがりました”


 ”おじいさんは ゆうかんな せいれいさんと きょうりょくしました”


 ”おじいさんは せいれいさんのちからで わかくなりました”


 ”おにいさんになった かれは じぶんのことを ゆうしゃ といいました”


 ”ゆうしゃさんは おはなしをしてくれない こわいりゅうを つよいけんで たおしました”


 ”すながたくさんの じめんをあるいて ゆうしゃさんは まおうのいえに つきました”


 ”まおうも おはなしを してくれません”


 ”まおうと ゆうしゃさんの たたかいは とてもたいへんでした”


 ”ですが せいれいさんが ゆうしゃさんをたすけて なんとか まおうを たおしたのです”


 ”ゆうしゃさんと せいれいさんは はうぜんおうこくに かえってきました”


 ”みんなが ゆうしゃさんと せいれいさんを ほめました”


 ”おうさまは ゆうしゃさんと せいれいさんに たくさんのおかしを あげました”


 ”ゆうしゃさんと せいれいさんは はなしあって みんなに おかしをわけました”


 ”しあわせになった みんなをみて ゆうしゃさんと そのせいれいさんは ながいたびにでました”


 ”ゆうしゃさんの さいごをしるひとは だれもいません せいれいさんも しらないのです”


 ”でも あたらしい ゆうしゃさんは いまもいます”


 ”せいれいさんも ゆうしゃさんだけに すがたをみせます”


 ”つぎの ゆうしゃさんは これをよんでいる きみかもしれません”


 ”おしまい”



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