第一部、プロローグ
タロットカードを使う前はこの作品を別名で書いていましたが設定やら何やらに色々と矛盾が出てきましたの、この作品はその作品を作り直したリメイク作品となります、またタロットカードを使ったら色々とあてはめる事もできましたのでタロットカードを使うことにしました、なお登場人物の大アルカナはイメージで当てはめていってます
私は忘れない、この物語はまだただの序章だったこと、私は忘れない、亡くなったみんなのこと、私は向き合わなければいけない、自分自身の事や過去の記憶と
私水無月沙羅はマスコミや警察にこの騒動の事を事情聴取で今から話さなければいけない、何せ多くの死者を出した戦いだったし、街もまだ復旧していない、ただ失った命もある一方、飛鳥や椿等の悪鬼だった人達が助かったのも事実、素直に良かったとは言い切れない、多くの命を犠牲にして助かった命なのだから、それに傷跡が大きすぎる、正直どう言えばいいのかわからない、言葉にできにくい、だから私はこの経緯を警察やマスコミに文章として出すことにした、私だけでなく他の人達と一緒にパソコンで作った文章
正直書いてる時辛かった、みんなの事を思うと、悪鬼達の状況背景を思うととても辛かった、だけどこうやってやるしかなかった、これは皆の物語、人のサガに真正面から向き合わなければいけない、私達だけでなく、みんな向き合っていかなければいけないのだから、自分達だけの問題ではないのだから
「これが、今回の騒動の内容です」
私はそういってバッグの中から今までの経緯をまとめた文章を警察の人に渡した、本当は今後の事も考えて渡したくない、しかし全てを語らなければいけないのだから、これから考えていかなければいけない、皆がどうすべきか、正直差別とかも起きるかもしれない、その時は私達が全力をもって止めなければいけない、だから戦わなければいけない、それが皆の意志による物だから
とりあえずこれがプロローグです、次回から更新していきたいと思います、目標としては一週間か二週間に一話ずつのペースでのせていけれたらなあって考えておりますので応援よろしくお願いします