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君も知っているように、
僕はフィクション小説を書く…。
一年くらい前に、
シアトル州の公立で行われている、
文芸サークルに、フラッと行ったんだ…。
仕切っている長が、
分かりやすい人でね…
君も小説を書くなら、
不定期で、やっているコミュニティアの冊子販売に君の小説を載せる…!と言われた。
その次の回、僕は自作の小説を持っていくと、
長に、たいした文量では、ないな…と言われる…
で、冊子には掲載してもらえなかったか…?
と言うと、もう随分、
冊子に掲載させてもらっているんだよ。
彼が、聞いてきた。
「長編小説を書くように、なったのか?」
僕は、その彼の発言に首を振った…。