表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

流れ星の行き先は

作者: 逢乃 雫

流れる星は


どこへと


向かうのだろう



その行き先を 


私たちは知らない



きっと


夜空にある


たくさんの星々の中を


駆け抜けて


燃え尽きるまで



流れる星に


人はなぜ


願いを込めるのだろう



その輝きは


天の扉から溢れる光


そこに


神様がいるうちに


そっと願いを唱える



たとえ


神様が見ていなくても


同じように星を眺める誰かが


同じように夢を願う誰かが


同じように夜空に涙を浮かべる誰かが


きっと


どこかにいる




流れる星の


その行き先を、私たちは知らない



けれど


それを見た人の


心と瞳には


光と輝きが宿る



夜空を見上げるのは


そこに何かがあると


そう願うから



流れる一瞬の星に  


願いを込めるのは


叶えたい何かが


いつも心にあるから




追い続ける夢の


その行き先を、私たちはまだ知らない



それでも


夢を追いかけ


人生という銀河を


駆けるとき


たくさんの輝く星々と


出逢っていく



そして


互いに讃え合いながら


ともに喜びを分かち合う



どんなに遠く離れていても


繋がる絆がある



その軌跡が


夢の証


その軌跡こそが


かけがえのない宝物



だから


情熱の限り


燃え尽きるまで



あの日見た


ひとすじの、流れ星のように。













ここで出逢い、お読みいただいている全ての皆様に、心から感謝しています。ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  なぜ流れ星が消える前にお願い事をしなくてはいけないのか。理由を初めて知りました。  それでもなお、神様が見ていなくても、と綴られた言葉が温かく。  願いをかけきれなかったからといって諦…
[良い点] 疲れてしまった時、人は空を見上げます。 頑張ろうと決意した時も空を見上げます。 やっぱり人が願いを叶えたいと思う時、空を見上げるのだと思います。 流れ星が消えるのは、願いを叶えるためだと思…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ