流れ星の行き先は
流れる星は
どこへと
向かうのだろう
その行き先を
私たちは知らない
きっと
夜空にある
たくさんの星々の中を
駆け抜けて
燃え尽きるまで
流れる星に
人はなぜ
願いを込めるのだろう
その輝きは
天の扉から溢れる光
そこに
神様がいるうちに
そっと願いを唱える
たとえ
神様が見ていなくても
同じように星を眺める誰かが
同じように夢を願う誰かが
同じように夜空に涙を浮かべる誰かが
きっと
どこかにいる
流れる星の
その行き先を、私たちは知らない
けれど
それを見た人の
心と瞳には
光と輝きが宿る
夜空を見上げるのは
そこに何かがあると
そう願うから
流れる一瞬の星に
願いを込めるのは
叶えたい何かが
いつも心にあるから
追い続ける夢の
その行き先を、私たちはまだ知らない
それでも
夢を追いかけ
人生という銀河を
駆けるとき
たくさんの輝く星々と
出逢っていく
そして
互いに讃え合いながら
ともに喜びを分かち合う
どんなに遠く離れていても
繋がる絆がある
その軌跡が
夢の証
その軌跡こそが
かけがえのない宝物
だから
情熱の限り
燃え尽きるまで
あの日見た
ひとすじの、流れ星のように。
ここで出逢い、お読みいただいている全ての皆様に、心から感謝しています。ありがとうございます。




