下田の夜初日
下田の夜初日
なかなか寝付けないのか数名がラウンジまで降りてきて談笑している。
「なんだよお前らも寝れないのか?」所
「高校以来だよな、集団で旅行なんて」勇次
「そうか~?」
「おまえんとこはそこそこ旅行してんじゃないのか?」勇次
「いや考えてみれば受験からこっち勉強ばかりで旅行なんてしてないな」田村
「あ 先輩!」
「先輩も?」
「ねれね~」まっち
そういいながら自販機で缶ビールを購入する。
(ガコン)
(ぷしゅ!ぐびぐびっ)
「は~うめ~」
「明日は楽しみだな~」
「先輩よだれもんでしょ」
「すげーぜあのボディーを極小の水着が隠す以外は生肌なんだぜ」
「うっ!」
全員が前かがみになる。
「お前は誰を想像してんだよ~」
「やっぱりマーサかな」
「いやいやセリアちゃんも捨てがたいだろ」
「俺は千秋ちゃんかな」
「お・~みんなそろってなにしてるのかな~」
「おおマーチン!」
「みんなで女子の水着を想像してたところだよ」
「マーチンは誰がこのみなんだ?」
「ぼくは明実ちゃんかな~」
「マーチンって和風が好みか?」
「明実はUSAだろ?」
「いや彼女の両親のどちらかは日系だって話だ」
「あ~そういえばそんな感じか」
「でも彼女の狙いは陽だって話だぞ」
「まじか」
「それ本当?」
「うん、同じ医学部の情報科学科だからな」
「あ~ぼくはかなしいよ~」
「マーチン、女性はほかにもいるからあきらめるのはまだ早いよ」
「そうだぜ、コウに2人は持ってかれて陽に1人、だけど後5人残っているんだから」
「いや正確には6人だぞ」
「いやいや高校生は無いだろう」
「あの子彼氏いたんじゃないか?」
「高校の彼氏なんてガキ臭くて相手にならんだろ」
「そうそう俺らの方に分があるはず」
「だけど陽のガード付きだからな、そこは最後の手段だな」
「先輩おとなしいっすね」
「あ~俺は迷っている、如月ちゃんが目の前にちらつくんだよ」
「先輩とうとう禁断の実に手を付けますか?」
「おまえらあのボディを見て何とも思わないのか?」
「いやいや67歳でしょ・・」
「だからだよ」
「先輩、ご愁傷様」




