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マーサのBG

マーサのBG


この時代アメリカは獣人抜きでは語れない、ただし日本にはそれほど移住してきてはいない。

USAの獣人保護協会の一部があまり拡散するのを嫌ったためだ、まあ日本には獣人保護協会はないので、何かあった時の問題解決にはUSA側の指示を仰ぐことになる。

日本では気功術協会が間に入ることで、問題が起こった時は何とかするんだけどね。


タクシーを予約し2人で駅前のターミナルから広い道路まで出る。


「お嬢様お帰りですか?」


彼女はメイドアサシンの一人セルリア・ヌルソーン、愛称セリア。

彼女はウサギと犬の獣人、人の遺伝子は60%犬系が20%ウサギが20%。

普段は魔法で姿を人族に変身しており、魔法を解くと長い耳が現れる、そしてその身体能力は人の数倍だという。

外見はかわいらしい女の子というところが、何とも言えない。

ちなみに身長は168センチ体重56kB85W57H86という抜群のプロポーション。

このボディながらすでに39歳という、もちろん若返りの魔法を取得済。

顔とのギャップがかなりあるがそこを服装でカバーしている。

今着ているのはかわいらしいゴシック調のドレスだが、少しメイド寄りの作りだ。


「ええ、もう時間になるしコウが送ってくれるから」

「どうせだから君も一緒に送ろう」

「お嬢様よろしいのですか?」

「いいわよ、もうしてほしいことはしてもらったし♡」

「あわわ・・・旦那様に報告しないと・・」

「言ったら殺すわよ!」

(パキッ)セリアが凍り付く


「大丈夫よ余計なことさえしなければ何もしないから・・ネッ」


そういいながらセリアの顎を撫でる。

それを見て俺も背筋が寒くなってきたが、彼女らは正直すぎるのであまり見たままを伝えるとすぐ本国のパパが飛んできてしまう。

以前もそんな状況のときに彼女らが話を盛って伝えたためにとんでもないことが起きたらしい。

ちなみにその時俺の体はヒデキ爺さんが使用していたので、どうやって収めたのかははっきりと知っているわけではない。

確か許嫁になったということで話が付いたということだ。


俺の体を好きに使って結婚の約束までしてしまうとは、曾爺さんありがとう。

別にいやじゃないから、ありがたく受け入れるしかない。

こうなったら行くとこまで行くしかないでしょう、ある程度は割り切らなきゃね。


AIタクシーはすぐに目の前に現れ、3人はそれに乗り込む行き先を入力するとほとんど音を立てずに道路を走り始める。

人見街道を抜け環状7号線を右折、道なりに走り目黒通りで左折。

少し走ると右に曲がり住宅地へ、この辺りは高級マンションか高級住宅ばかりだが。

その中でもひときわ高い建物の横につける。

40階のマンションしかもその最上階、レンタルだとしても一日数万円はしそうだが。

この建物はある会社の持ち物で彼女の父が会長を務める製薬会社の取引先でもある。

レンタルというより、持ちつ持たれつという形でのご利用らしい。


「それじゃまたね」


マーサとハグ&キスをする、護衛のセリアに買い物袋を渡すとそのまま来た道をAIタクシーに乗り帰路につく。

家の前でタクシーを降りるとすぐに翠から電話がかかってきた。


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