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三簾 香

登場人物及び団体名、固有名称など歴史的な背景は全てフィクションです、内容や物語には最近流行りの言い回しが沢山出てきます、理解したい方は他のラノベ作品をたくさん読んでから本作品を購読されることをお勧めします。

時は西暦2800年、世の中は今と変わらず世界はある意味混沌としながらも人類は平和にその時を刻んでいた。


化学の進歩は緩やかに進みながらも、世界は自ら生み出した汚物の処理に手を出し始めた。

この時代、地球に住む人類は化学の粋を集め限りある資源の有効利用を進めるとともに、今までエネルギーとして考えられていなかったある力を手に入れ、その力を開発することに着手していた。

数十年後、それまで夢だったエネルギーの活用方法は緩やかに人類へと浸透していく。


生きとし生ける者は全て気と言うエネルギーを持っており、通常は生命として活動して行くために使われるだけでそれ以上の力は無いとされてきた。

そこに一石を投じる者が現れた、名を三簾秀樹と言う西暦2300年に登場した気力をエネルギー化する画期的な方法の発案者である、その名を練気法(練気術)と言う。


三簾秀樹の提唱する練気法は至極簡単だった、ただ手をおなかに当て感じた熱を体中に回すだけという。但し何も知らない者がただ始めただけではこの練気法はなかなか効果が得られなかった。

なぜか? この練気法は必ず師が必要だった、早い話がすでに練気法を用いて気功を開発し気功練気術を取得している者が、これから練気法を始める者へと気を分け与えることで楽に効果が表れるという。

それまで考えられなかった気と言うエネルギーの活用法そしてその効果。

気を練り体に回すそして力とする、人々は手に入れた力をあらゆる方法で利用し始めた。

最初に手に入れた気の力は気功防御法と気功強化法、錬気法を用いて気の力を肉体の防御に使用する。


気の力は人それぞれだ、大きい者も小さい者も居るが練気法を伝えられてから修行すればだれでもがその力を取得できた。

気の力は防御法から強化法へと変化する、気功防御法を身に付ければ打撃系の力をかなりの確率で無力化できるようになる。そして気功強化法は肉体強化全般に威力を発する腕力や脚力にプラスして発生させればオリンピックで常に金メダルを取得できるだろう。


だが気の力は無限ではなかった、一定ではあるが常に連気法により力をためる必要があった。

常に努力することでのみどんどん気の功果が得られる、いつの間にか練気法を極めた者たちを気功術師と呼んだ。

最初に練気法を始めた気功術師達は弟子に伝えるときに必ずこう伝えた(練気法は誰でもできるが悪しき行いをする者は力を失う)と、この力を己の為のみ欲望に駆られて使用するとすべての力を失ってしまうのだと。

事実練気法を覚えた後で犯罪に手を染めた者はことごとく力を失っていた。後でわかったことだがどうやら伝授するときにそういうまじない(魔法)を含ませて伝えることで悪者には覚えられなくしているらしい。


悪しき者には覚えられず良心を持つものには思ってもみない禍福まで訪れる、練気法で修業を重ね気功防御法、気功強化法を身に着けると次に気功治療法(治癒術)、気功外成法(気の力を他の物質に纏わせる)気功付与法(気の力を他のものに与えたり飛ばしたりする)へと進む。

初期段階では自分自身への治療が主だが、同時期に気功外成法を手に入れることで気功治療法は他人へも効力を伸ばすことが可能になる。


気功治療法と気功外成法で他人の病やケガを治すことが可能となった気功術師達は全世界へとその力を伝授していく。

おりしもその時代は悪しき者達によって人の住む世界は元より自然さえも自らの間違いによって汚染させてしまっていた。

時代がそうさせたのだろう、ウィルスや細菌そして放射能からの防御、練気法によって発生された体内エネルギーの活用方法は瞬く間に全世界へと浸透していった。


そして西暦2800年、長い年月が過ぎて大国のほとんどは良心を持つ者達が増え世界はしばし安定の時期を迎えていた。


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