《4話「狂人と狂人」》
魔術師との対話。
果たして進展はあるのか・・・?
《4話「狂人と狂人」》
彼と僕は、見つめあい一瞬の静寂が訪れる。
その静寂を先に消し去ったのが彼のほうだ。
自称魔術師「これで、証拠になったろ?めんどくさいのは本当だが
キミに興味が湧いた。だから証拠を出した。」
終 「人と話すときはフードでもはずしたら?」
自称魔術師「キミが人?すでに狂人だが?いや、人も狂人も同じかw
だってさ、みんな狂ってるんだから。」
終 「煽らないでくれ。僕は今、最高にイイ気持ちなんだ。」
自称魔術師「クスリでもやってんの?流石だね。狂人くん。」
終 「お互い様だ。クスリは迷ったがやってない。
そして、今のはどうやってした?」
自称魔術師「んー。生贄と血を使った。」
終 「どうやってしたか聞いてんだよ。狂人。」
彼は、フードをはずす。その顔は幼い少年のようだった。
だけど彼を見つめると不思議と視界がグラグラとする。
黒色の髪。黒色の瞳。童顔。髪は整っていない。
ほっぺに血がべったりとついている。
終 「フードをはずしたか。答えろよ。ショタ狂人。」
自称魔術師「んー狂人くんは、人の話を聞かないタイプなんだね?
だから、孤独だったんだね。」
終 「黙れよ。」
僕は腹が立つ。
何故、彼は僕が"孤独"であったことを知ってるのか?
自称魔術師「そうイラつかないでよw楽しいなぁw狂人くんと
お話をするのw」
終 「イラつくのは我慢する。記憶でも読み取ったか?」
自称魔術師「正解。ここに来る前に儀式をした。」
終 「いや、どうだってよかったんだ。
話を進めようか。」
自称魔術師「僕と見つめあってニタァって笑った君が
愛しい僕にキレる訳がないからねwショタコン狂人くんw」
終 「・・・はぁ、黙れ。」
こんなやり取りをしてる、クズとクズ。
狂人と狂人の話はいつになったら終わるのだろうか。
一向に話が進まない2人。
いつになったら茶番は終わるのだろうか。
次回に続く。