《2話「彼女について」》
彼女について。
彼にとって彼女とは・・・?
《2話「彼女について」》
僕の彼女の名前は「夜神 永久」
美しい真っ白な肌とカラコンをつけているのかは分からないが赤い瞳。
黒いが艶があって明るく美しい髪。
彼女は綺麗で優しかった。それをさらに引き立てるのが
彼女のミステリアスな雰囲気だ。
毎日、日傘を持っていて空が晴れてるときは
外にでることは僕が誘ったとき以外でないのだ。
必ず持ってる赤いジュース。
そして、彼女は雨が好きだ。そして、彼女を僕は愛している。
そもそも、彼女の事故死は"僕が悪い"。
僕が晴れた日にデートの誘いをして、
彼女が苦手な晴れの空を見たことにより、運転中に転落した。
もっと話をしたかった。遊びたかった。
手作りのご飯もまだ食べていない。
僕の人生も転落した。
僕にとってキミは、彼女は、太陽だったのに。
彼女は頼りなくて誰からも愛されなかった僕に話をしてくれた。
凄く美しい笑顔で。あの時、きっと僕も笑ってたんだろうな。
きっと、僕と彼女は太陽のように輝いてたんだろうな。
あーぁ、雨がふった。
彼女「夜神 永久」を終は愛していた。
きっと彼女も彼を愛してたんだろう。
でも、幸せにはなれなかった。
あーぁ、雨がふる。