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学生教員

作者: 尚文産商堂

手野教育大学では、1年に28人の学生を1日のみ教員として授業をさせるという制度がある。

実習というよりも、あくまで慣れさせることが目的となるため、教育実習へ出向く前の学生を対象としている。


授業は1日2回。

学校側からの指示の教科一つと、自身が選択する教科一つだ。

指示されるのは、免許状に記載される科目となっている。

もう一つは90分間の授業の中、話し続けることができる科目であり、法に触れないものならば何でもいい。

真面目に自分の科目をさらに続けるということもできるし、アニメや漫画、ゲームといった趣味の範囲の話をすることもできる。


これも授業ということもあって、それぞれが採点を行い、学生教員の評価をする。

その一方で、学生教員側は、それぞれの生徒役の人がどのようにしていたかという評価を行わなければならない。

互いに評価をすることによって、より良い授業をすることができるということだ。

ちなみに、学生教員となり授業を行う場合は、その科目を受講している人以外は教室に入れない。

代わりに、学生教員が希望をすれば、インターネットで中継することができる。

たまに中継を希望する人もおり、その時はなかなかにサーバーが混雑する。

それも醍醐味の一つだと、学校側は思ってるようだ。

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