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異世界で狐をやってます!  作者: きよいぬこ
6/11

06 人化になってみたカゲツ

色々あって投稿遅れました

強くなると宣言してから1ヶ月がたった。

俺は最初に魔力の操作の練習をした。

体全体に水が流れるようにイメージをしながら魔力操作の練習をした。

最初の頃はもうダメ、全然出来んかったよ…3日したらギリギリできるようになったが。

1週間ぐらい体全体に魔力を流す練習をし、2週間目ぐらいには魔法で体を強くする事が出来んじゃね?

と考えた俺は体に力が溢れるイメージをした。

そして岩ぶん殴ったら岩と同時に俺の手の骨が砕けましたよ。トホホ……

ミドリはというと魔力操作をたった1時間で出来るようになり今では空を飛んでいます。

なにこの敗北感…

と色々している内に1ヶ月が経ち、暖かくなってきて、魔物がたくさん出るようになった今日この頃。


「ワンパアアアアアアアアアンチ!!」

ブシャア!


今なにしたかって?

身体強化の魔法を使って魔物をワンパアアアアアアアアアンしました。


「殴り辛い…人型になりたいでござる…」

「だったら人型になればいいじゃない」

「なれるのか!?」

「なれるよ。………多分。」

「なにその言葉と言葉の間!?空きすぎだろオイ」


怪しすぎるだろ人型になるの…

しかし狐の体の俺は殴り辛い…人型になりたいでござる。


「んじゃ、やってみますか」

俺は前世の俺のイメージをした。あんま覚えてないがな!

少しイメージをしたら体が光始めた。


「「うわ!まぶし!」」


俺は自分の体から出た光が眩しすぎるから目を閉じた。

ミドリも眩しかったようだ。


「え!嘘ぉ!?」


ミドリが急にそんなことを言い出した。光が収まったようだ。

ゆっくり目を開けた。そして目に映ったのは自分の手。人間のような手だった。


「よっしゃああああああ!成功したぜえええええええ!」


成功した。成功したよ!体のいたるところ自分の手で調べた。まず自分のお股。


「よかった…ついてる…あれ?」


声が幼い…気がする。

そして急にミドリが抱きしめてきた。


「可愛い!可愛いよ!カゲツ!ちょっとお姉さんといい事しない?」


え…なにこれミドリさんなに言ってんすか?俺の小さい頃はあんま可愛くない気がするぞ?


「ちょっとお姉さん?離してくれません?自分の顔を見てみたい」

「あ、ごめん。あんまり可愛いからつい…」


嘘だな。絶対に嘘だ。そんな事を呟きながら、洞窟の近くにあった、湖で自分の顔を見てみた。

そこに映ったのは、

長くも短くもないセミロング?くらいの髪型で、目が大きくて幼い顔立ちの女の子みたいな人間だった。


「嘘だ嘘だ嘘だぁ!これが俺なのか!?美少年どころか、美少女になってんじゃんか!」


男だがな!


「お股についているんしょ?男の子のモノが。ならいいじゃない可愛いんだから。それよりお姉さんといい事しない?」


ミドリさんってショタコンでしたの?まあいいけどね。ちょいと一度狐の姿に戻ってみよう。それからまた人化になればいいや。なんか言ってから元の姿に戻ってみようそうしよう。


「『獣化』」


ポン!

また自分の手を見てみた。銀色の毛が生えた手だった。なぜか知らんが尻尾あたりが重くなった気がする。


「カゲツ!尻尾の数が増えてる!今さっき1本だったのに今は3本になってるよ!よかったね!」


尻尾の数が増えてるだと…!まあいいか。それほど驚く事でもない気がするから。

人化に戻ってみよう。イメージを変えればまた美少女見たいのにならないだろう。


「『人化』」


ポン!

人化に成功したのかな?自分の手をまたまた見てみる。よかった。人間の手だ。

そしてまた湖で自分の顔を見てみた。


「変わって…ないだと…!?」


変わっていなかった。なんて事だ。可愛い美少女の顔だった。


「可愛いよ。可愛いよカゲツ。世界で一番可愛い。そんなカゲツにお洋服を用意しました!」


下着とTシャツだった。なにこれ。なんか文字書いてあるぞ?


「『ショタっ子は天使です!』ってなにこれ」

「カゲツに似合うお洋服よ!本当はフリフリのドレスが良かったんだけどね」

「そんなん着せようとしたの?怖いよ?ミドリさん」


フリフリのドレスなんか絶対着ない。そう心の中で誓ったカゲツであった…









次の話はようやく他のキャラが出てくるかもです

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