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異世界で狐をやってます!  作者: きよいぬこ
11/11

11 兵士に実力を見せたった。

お久です

「ここがフィアが住んでいる城か。広すぎだろオイ」


もうね。見た目が山みたいなの。うん。もし一から作るとしたらざっと20数年間かかるんじゃないのか?

そんな大きさだ。


「国の中では三番目ぐらいの大きさだ」

「へぇ〜そうなんだ…これで三番目か…。嘘だろ!?これよりもっと広いのかよ!?」


三番目って…。他の国の城ってどんだけ広いんだよ。

あっ…フィアが先に行っちゃう…道に迷ったら元の子もないからな。


「おーいミドリ。早く来いよー」

「やっと喋れる!空気脱出!」


何言ってんだこのお嬢さん。

ミドリが意味分からんことを言ってる内に城の門まで着いた。


そしてその門兵が俺らに気付いて、


「フィア…様?フィア様だ!フィア様が戻って来られたぞ!」

「何だと?フィア様だ!お帰りなさいませ!フィア様!」

戦姫騎士ヴァルキリア様よくぞお帰りになさいました!我々は戦姫騎士様が二日経っても帰って来られなかったので心配で仕方ありませんでした!」


フィアって人気なんだな。しかも何だよ、戦姫騎士ヴァルキリアって。女神かなんかなのかよ。


「心配かけてすまなかった。私はこの通り無傷だ。森に行っていたときにオークに襲われてな。犯されそうになったところを」


フィアがそう言いだし、話を区切ったところで俺を持ち上げ、


「この子が私を助けてくれたのだ」「あーい」


と、言った。一応俺は返事をしといた。今の俺の姿は狐の姿ではライオンサイズだが人の姿では小学一年生ぐらいなのだ。いい歳の癖して持ち上げられるとかめっちゃ恥ずかしいんだけど。


「この子がか…」「逆にフィア様が助けたのでは?」「フィア様の美しさは世界一イイイイイイイイ!!!」


「プッ!」


おいそこどこぞのドイツ兵の真似すんじゃねえ。思わず吹いちまったじゃねえか。どうしてくれんだおい。


「まあそう思うだろう。どうだ?この子と一回決闘を申し込んではいかがだ?カゲツも良いだろう?」

「別に良いけど?」

「ミドリもどうだ?出番が増えるぞ?」

「出番増えるの?やったあ!あたしが空気扱いされた恨み…ここで晴らしてくれようぞ…」

「だそうだ。一回やってみてはどうだ?」


フィアがそう言いだした。まあ自分の実力を確かめるのに必要だろう。あとミドリさん顔が怖いです。綺麗な顔が台無しだぜ。相当空気扱いが嫌だったんだな。


「よろしいので?この子たちが怪我したら、打ち首するのでは?むしろフィア様に打ち首されたいですけどね

「するわけないだろう。しかもなぜ打ち首されたいと言うのだ。気持ち悪いぞ」

「私どもにはその言葉がご褒美です!」


この兵たち変態だ。フィアはこんな奴に囲まれてよく無事だな。惚れちゃうぜ。


「ではこちらに」


そう兵の人に言われ、俺たちは兵の人についていった。





闘技場みたいなのに着いたが、ここで決闘するの?くっそ広いんだけど。

テニスコート四十面ぐらい建てることできるんじゃないか?そんな広さだ。


「それでは決闘の説明をします。決闘は元々、二人の貴族が一人の女性を巡って争ったときにできたと言われております。ルールは武器破壊、降参、気絶で勝敗が決まります。ざっとこれぐらいですね」


じゃんけんを殺し合いにしたものなんだな。物騒だなこの世界は。


「分かった。それじゃ俺が先にやろう。誰か相手いない?」


物騒だが、なぜかワクワクする。動物に転生したからかな。本能的に闘いを求めている、そんな気がする。


「それじゃ俺が」


そう言って出てきたのが、身長二mぐらいの体つきが化け物みたいな騎士だった。


「よろしくお願いします」

「ああ。俺は相手が子供だからって容赦はしないからな」

「子供だからって舐めてると痛い目見るかもよ?」

「フッ。言ってくれるな」


この人なら何とかなりそうだ。そう思いながら俺は闘技場の真ん中まで移動した。


「それじゃあ今からカゲツ様対二番隊騎士団長クリス様の決闘を始めます」


そうだ言われ、騎士は腰から長剣ロングソードを抜いた。


「お前は武器を使わないのか?」

「武器ねぇ…。持ってないから今作る。ちとまっとれぃ」

「お前、錬成師か何かなのか?」


錬成師ってなんや?まあ良いやそんなこと。それより武器だ。…日本人らしく日本刀でいいか。でも長すぎるから脇差ぐらいでいいか。重過ぎるのもなんだし。


「『生成: 脇差』」


ポンッ!


何もない空中から鞘に納められた脇差が出てきた。俺は脇差を持ってみた。思ったより重いな。まあ刀なんだからそうか。そう思いながら俺は脇差を握り、持ちやすさを確かめた。握りやすい。そして鞘から抜いた。

ーー綺麗な刃紋だ。俺は刃を見てからすぐそう思った。


「本当に作り出すとは…非常に闘いたくなってきたな…」

「俺もそう思うよ。なんせ初めて使うもんだからね」

「両者構え!」


審判の指示がでた。俺とクリスは武器を構えた。その間に身体強化魔法を全身にかけた。

そしてーーー


「初め!」


その言葉とともに俺は足に力を入れ、勢いよくクリスに近づいた。

てか、身体強化魔法使ってんなら脇差いらなくね?

そう思った俺は脇差を放り投げ、クリスを殴った。

そしたらーーーーーーー


「グホァ!」


クリスは長剣で俺のストレートをガードしたが、長剣が折れ、遠くの壁まで吹っ飛んでしまった。


「やべえどうしよう。死んでないかな…審判さんクリスって生きてるか確認お願いできますか?」

「……ハッ!すみません!今確認します」


審判は驚きを隠せないでいた。俺もだよ。

審判が確認を行っている間、俺は闘技場の地面を思いっきり殴ってみた。


ドオーーーン!


…クレーターができた。本格的に心配になってきたんだけど。

そう罪悪感に揉まれていたら審判さんが、


「大丈夫です!!!肋骨が全部折れていると思いますが、息があります!」


よかった。生きてた。

それから俺は騎士団の中では、決闘してはいけない。殺されるぞ。と噂立ったのは言うまでもない。











次は不定期です。

手抜きに見えますが、自分なりに頑張りました。

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