孤高のニーソックス黙示録
蝶よ花よにしがみつき、夢を抱いて眼を閉じる
明日も私は女の子
高い塔から現実を見下ろす
女子は私が媚びてると歌う
男子は私が痛いと踊る
現実に追いつかれた人は、冷たい世話焼きになる
私は場違いのニーソックス
寂しさ隠す、孤高のニーソックス
塔が現実に堕ちる日、私はひっそりと消える
涙を流して、ひっそりと消える
道化の涙は海になって、全てを飲み込む
命に抱かれて、命を飲み込む
星は流星となって、残りを海に還す
海に揺蕩う孤高のニーソックスはシーサーペントになって
希望の方舟も海に還す
私が私を要らなくなったら、世界だって要らない
だから私は孤高のニーソックス
わかってもらえなくったって
嫌いな私も好きでいる