表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

孤高のニーソックス黙示録

作者: 星苹

 蝶よ花よにしがみつき、夢を抱いて眼を閉じる

 明日も私は女の子

 高い塔から現実を見下ろす


 女子は私が媚びてると歌う

 男子は私が痛いと踊る

 現実に追いつかれた人は、冷たい世話焼きになる

 私は場違いのニーソックス

 寂しさ隠す、孤高のニーソックス


 塔が現実に堕ちる日、私はひっそりと消える

 涙を流して、ひっそりと消える

 

 道化の涙は海になって、全てを飲み込む

 命に抱かれて、命を飲み込む

 星は流星となって、残りを海に還す

 海に揺蕩う孤高のニーソックスはシーサーペントになって

 希望の方舟も海に還す

 私が私を要らなくなったら、世界だって要らない


 だから私は孤高のニーソックス

 わかってもらえなくったって

 嫌いな私も好きでいる

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ