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もう遅い

作者: Zero

ふとしたきっかけにでもいい。

あなたにとって大切な存在やもの、ことが何なのか今一度考えてみてほしい。

少しでも後悔が減るような行動をとれるようにしてほしい。

大切なものは失ってから気づくのでは、もう遅い。

失ってから、いなくなってから気づいたって『今更』なのである。


自分にとって大切な人をなくして、もっとあっていればやあんなことしなければ、なんて思ったってもう遅いのだ。


約束を破り続けたりして人の信頼を失ったり、自分のしたことで何かを失ってから、あぁしてればよかったなんて考えたってもう遅いのだ。

大切な人やもの、ことを失ったりなくしたり離れていってから気づいても、もう遅いのだ。


なかなか簡単に気づけることではないかもしれない。

でも、なくしたり離れていったりした人やもの、ことが何をしてももうもとには戻らないこともある。


僕自身にも後悔していることがある。

年齢的なことなこともあり、面倒になって全然会わなくなっていた人がいた。そしたらある日、もうずっと会えない存在になってしまった。

また会いたい、話したい。偶にそう思う時がある。

でももう遅いのだ。そんなことはできないのだ。


大切な存在やもの、ことはいつしか当たり前になってしまうかもしれない。でも、ふとしたきっかけにでもいい。それこそ、この作品を見たからでもいい。

あなたにとって大切な存在やもの、ことが何なのか今一度考えてみてほしい。

少しでも後悔が減るような行動をとれるようにしてほしい。


少しでも後悔が減るような行動をとれる人が、ふえますように。

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