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【承】口が出てしまうかも知れない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

私が異世界を嫌がる理由。


そして何より正月病です。

漸く長編のお許しが出たので、早速プロットを立てる事にした。短編では難しかったプロットも、長編では比較的容易になる。というのも、書き込む量が必然的に増えるので、盛り上がりが分かりやすい。

という訳で前々から書きたいと思っていた私のエッセイ混じりの小説を書き始めようと思う。

「どんな話にするか、決めてる?」

「今までの私の身の上話にしようと思ってる」

最初書き始めから、様々な事があって、また戻るまで。実体験に基づいているし、山場も明確。これなら元々書きたかったものだし、比較的手を付けすい。

すると兄さんはにぃっと口角を上げた。

「最初から異世界にしないで良かったよ。理由は分かる?」

「設定を立てるのが難しいから」

異世界。と一口に言っても、設定は作者によって様々だ。国の配置はどうするか。その特色は。どんな人々が多いか。どんな文化が根付いているか。それらをきちんと構築しないと、上手く動かせない。

実際、私も書いては見たが、設定段階の複雑さで心が折れ、書き始める事もなくネタだけが残っている。

「そう。先ず異世界を題材にするならば、君が持つべきものは文字打ちソフトじゃない。紙やペンの類、もしくはペイントツールだ。そこにある程度国の配置を書き記し、国の情勢を考え、根ざした文化を決め、その上で登場人物を配置する。

皆、容易く旅に出たがるけれど、次の国に移動するまで果たしてどれだけの時間が掛かるのか、その時間に矛盾はないか。兎に角執筆前の準備に時間が掛かりすぎる。

素人向けとは言い難い」

兄さんの熱弁は恐らく、いざ思い立って、必要な要素を並び立てた事に由来するのだろう。そして一度諦めた私情も含めて。

伊達に私より書いてない。伊達に私より苦労してない。故に向ける思いは重たい。

「まぁどれが一番やりやすいと言えば、やっぱり現代日本。その上で実体験混じりの事を基盤に駒を動かす。そうした方がリアリティが出る。矛盾も減る。良い判断だ」

兄さん。私は兄さんから教えて貰った事。全て無碍にはしてないよ。

『物をよく見て考えろ』これは異世界ではあまり通用しない手段でしょう? そして最初からそうさせるつもりだったのでしょう?

「でも、君の好きにしたら良い。異世界が書きたいならそうすれば良い。思わず口を出してしまうかも知れないけれど」

正月病です꜀( ꜆-ࡇ-)꜆ だるい。


自販機のコンポタ160円という金額に胸を抉られながら、だったらス〇ッカーズの方がカロリー的にお得じゃない?

とか考えてます。


私があまり異世界を書きたがらない理由。

大抵、設定を考えて、そこで満足して終わってしまうから。

前段階の用意周到さがないと、挑めないから。

リアリティは何処まで必要かにも関わってくるので。

だったら現代日本の実体験を元にした方が楽出来るし、初っ端筆が取れる。という判断。


実は妹ちゃんが何書きたがってるか分からなかったんですよ。

『何か長編書きたがってらー( ˙-˙ )』

という感じ。

でも『過去の話にしたい』としたのは結構な英断。

何故離れたのか、何故書こうと思ったのか、その理由の説明にもなるから。


お兄さん、惑わす側(自分に頼らず、妹の判断で選んで欲しいから)になりたそうですが、気質的に難しいかな。

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