表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

995/1024

991 大規模浄化魔法 上

 念のためと用意していた聖衣をまた着るとは。ロリっ娘がいてよかったわ。


 わたしは目立つことはしたくない。変な期待をされて、面倒な仕事を押しつけられるからだ。


 ……でも、おっぱいならいくらでも押しつけられたい。むしろ圧死させて欲しい。きっとそこが天国だわ……。


「と言うか、まったく育ってないわね、わたし」


 ジャストフィット。キツいところがまったくない。一年前に作ったのにね……。


「お嬢様はそのままでいてください」


 あなたはわたしの成長になんか恨みでもあるの? ロリババアとか冗談じゃないわ。誰得よ?


「ハァー。まずわたしの呪いを浄化したいものだわ」


「お嬢様のは呪いではなく祝福ですよ」


 ロリでいることが? ロリはわたしのもっとも遠いところにいる存在よ。


「タリール様は?」


「着替えて待機しております」


「アマリア。魔力をもらうわね。動けなくなるからここで休んでなさい。気力があるならお菓子でも食べてていいわよ」


 ライバルがどこかに隠れているかもしれないけどね。


 外に出ると、レイダー様がいた。


「チェレミー嬢の護衛を任されました」


「申し訳ありません。まさかこんなことになると思わないからルーアたちを置いて来てしまったわ」


 どんな関係になっているかわからないけど、あまりゆっくりもしてられないわね。ちゃんと繋いであげないと。


「あ、いえ、まだ任がありますので」


 まあ、そこはラインフォード様と調整しましょうか。覚えていたら、だけど。家同士の調整もあるしね。


「この場から離れた者はおりませんか?」


「はい。おりません。念のため、ジーヌ家の兵士と準騎士に見張りをさせております」


 騎士様方がいれば問題はないか。一級以上の魔力保持者ばかりだからね。

 

 ロリっ娘がいる場所に案内してもらうと、シューティングスターの背に跨がっていた。すっかり寝取られているわね。 


「タリール様。これからジーヌ公爵領の民を救います。あなたが中心となり、大規模浄化魔法を行使します」


「わ、わたしが? そんな魔法使えないわよ!」


「わたしが補佐して騎士団の魔力を使い、タリール様が発動させます」


「それ、わたしである必要、ある?」


「あります。あなたはジーヌ公爵家の血筋。ジーヌ公爵領の民を守る義務があるのですから。そこに年齢も性別も関係ありません。心の準備など常にしておくものです。それができないのなら貴族など辞めてしまいなさい。わたしたち貴族は民を統治し、守る役目があるのですから」


 今の暮らしをしたいのなら民の存在を蔑ろにはできない。民を守ってこそ、わたしたちの暮らしがあるんだからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ