930 もったいないことを! 下
お湯に浸かってもいい眺めや~。
肩まで浸かるってことがないので、おっぱい諸島ができている。写真に収めて壁に飾っておきたい。まあ、社会的に死ぬからイマジナリールームに飾っておこうっと。
「お風呂に入ってから肌がとっても潤っているわ」
ハイ。おっぱいを潤わさせるためですから。きっと摩擦係数が限りなくゼロになっているわ(適当)。
「わたし、肘がすぐカサカサになっていたのにツルツルですわ」
「こんなお風呂なら毎日入りたいです」
わたしも毎日皆様方と入りたいです(ゲス笑い)。
「肩まで浸かってくださいね。男性は首筋をよく見ますから」
わたしは首筋を見ながらおっぱいを見てました(高等テクニック)。
「まあ、そうなのですね」
皆様方が一斉に肩まで浸かってしまった。おっぱいを鑑賞も大事だけど、おっぱいを守ることも大事。よい状態でいることがわたしの望みなのです。
「王城にお風呂があるとよいですね」
それはフラグになるから止めてください。
「お妃様辺りが動かないと難しいですね」
いや、自分からフラグ立てしてないか? あのお妃様なら動きそうで怖いわ。
「朝なのでこのくらいで上がりましょうか。朝食の用意もありますしね」
幸せは永遠には続かない。一瞬一瞬を大切にするから大切な記憶となるのよ。
バスタオルを渡して体を拭いてもらい、髪を別のタオルで包んでもらった。
「昨日は使いませんでしたけど、髪はこれで乾かします」
グリムワールを半分にした短杖で、温風と冷風が出るようにしてある。
サーリス様に座ってもらい、使い方を教えた。
「こんな風に髪を乾かす方法があったのですね」
「いつもはどう乾かしていたのですか?」
「布を使っていたわ」
あ、お母様もそれをやっていた記憶があるわ。
「魔法は使ってこそですよ。小さな風なら皆様方も出せるはずですわ」
属性はあっても基礎的な魔法は誰でも覚えられるはずだ。魔力至上主義だから発展しないのよね。
「今からでも使うことができるのですか?」
「できますよ。帰りにグリムワールを贈りますね。付与魔法を施してあるので、持ち手の魔力で発動します」
短杖を渡して使ってもらう。
「こんな簡単にできるものなのですね」
「発動する魔法は持ち手の魔力。違和感がなければ風の魔法は使えると思いますよ」
この世界の魔法は、弱い事象なら誰でも発現させられると思う。魔法省はそういうところを研究してもらいたいものだわ。
全員、短杖を使うことはできた。ただ、魔力が強いのが問題よね。密かにいただいていなかったら短杖が壊れていたかもしれないわ。
髪を乾かし、コーヒー牛乳で水分補給。落ち着いたら朝食の準備に取りかかった。




