表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

543/1024

543 水浴び 下

「贈答用なんですからすべては出せませんからね」


「わかっておる」


 絶対、わかってないだろうけど、渡さないとうるさいので三本だけ出してあげた。


「ロンシャ。これでよいか?」


 シューティングスターに呼ばれていってみると、いい感じに石で囲まれた水場ができていた。


「あなた、器用よね。よく水が濁らず作れたこと」


「せっかくのリンゴが泥水と混ざったら嫌だからな」


 食欲恐るべし。前世は日本人か?


 収納の指輪からリンゴを出して水に浸した。


 水に冷却、清浄の付与を施し、リンゴをいい感じに冷やした。


「ちょっと一つ味見して」


「うむ」


 器用に一つだけ咥えて咀嚼した。


「うん。いい感じだ」


「それはなにより。ゆっくり食べなさいね」


 あとは好きにさせ、ランが用意してくれたテントに向かった。


「ルーセル様、お待たせしました。汗を流しましょうか」


「やはり川で汗を流すのですか?」 


「ええ。川で水浴びもまた乙なものですよ」


 ランの手を借りて騎乗服を脱いでスッポッポンになった。


「さあ、ルーセル様も」


 お互い、温泉に入った仲。裸を見せるくらいなんとも思わない。わけもなく、わたしはいつでもおっぱいを新鮮に見られる星人。その変化も見逃さないわ。


「ルーセル様、体つきが変わりました?」


 おっぱいは相変わらずAちゃんだけど、体がちょっとふっくら、いや、筋肉がついてきた感じかしら?


「チェレミー様もそう思いますか? 侍女からも体が引き締まってきたと言われています」


 ちょっとダルダルな体もよかったけど、エルフは引き締めると本当に美しい体型になるわよね。


「羨ましいです。わたしもその引き締まった体になりたいものです」


 わたしもウォーキングやヨガをしているから引き締まってはいるけど、背丈が低い上に十二歳くらいの見た目だ。胸もルーセル様よりない。本当に子供なのよね。


 ……わたしの成長力、もっと仕事しろよな……。


「チェレミー様は、そのままで充分ですよ。理想的な体ですもの」


 この世界、なんで胸が小さいことがよしとされてんだ? もしも的なボックスを使われたか? それとも創造神が貧乳好きだったのか? 逆転しすぎだろう。


「身長がもう少しあれば男性が放っておかなかったでしょうね」


 この背丈で寄ってきてたら金キラを散らしてやってたわ。この体はおっぱいを愛でるためにあるんですからね。


「さ、さあ、水浴びしましょうか」


 なぜか焦ったルーセル様に引っ張られて川に入った。


 まあ、いっか。水に濡れるAちゃんはなんとも幻想的。いい肌艶でいつまでも眺めていたいものだわ。グヘヘ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ